2010年05月30日
自信を持つ
過去大学で教鞭をとっていたとき、学生からある質問を受けました。
「僕自信がないんです。自信をつけるには、どうすればよいのでしょうか?」
その学生は、真剣に質問してきました。
「僕、小さい頃から何をしてもだめなんです。勉強もスポーツもダメだったんです。だから自信がないんです」
過去の成功体験がないから自信がない、とこの学生は言ってます。
一見なるほど、と思いたくなりますが、論理的に考えるとこの考え方はおかしいと思います。
何故なら赤ちゃんでこの世に生まれてきたときは、誰もが成功経験はありません。
その後、色々な体験、勉強、努力をしていく過程において、ある人は自信を持ち成功します。
またある人は、自信がない、と言ってチャレンジをあきらめます。
私は、営業マン時代も今のコンサルタント時代も、ともに自信を持って振舞うように心がけています。
自信には、2つのパターンがあります
1)実績、経験にもとづいた自信
2)根拠のない自信
はじめは誰もが2番の根拠のない自信から始まると思います。赤ちゃんで生まれたときは、何の経験もありません。
その道のプロですばらしい実績のある人も、はじめは根拠のない自信から始まっているのです。
よって自信をつけるには、
1)根拠がなくてもよいので「やる」と決める
2)「やる」と決めたことの行動を起こす
3)自信があるように振舞う
この3つであると思います
3)の自信があるように振まう手法を3つ紹介しますと
1)体の扱い(トップセールスマンとして振舞う)
歩き方、身振り、手振り、服装、目つき、笑顔等
2)言葉(積極的なトップセールスマンとしての発言をする)
「よし、やるぞ! 仕事は楽しい! 今日は契約をとるぞ!」等
3)イメージ(商談成功のイメージ、目標数字達成のイメージを常に思い描く)
写真、映画を見るように成功のイメージを思い描くことを習慣にする
この3つを実践するとよいと思います。
私は営業マン時代、常に高い目標を設定し、それを「達成する」と心に決めていました。
今から振り返ると、根拠のない自信でした。 新人営業マン時代は、何の実績も成功体験もなかったのです。
それを繰り返しているうちに少しづつ実績、成功体験が積み重なり、実績に基づいた自信に変化していったのです。
今日からより自信を持って、物事にチャレンジいただければ幸いです。
感謝!