2010年06月29日

自責の精神 5

今日は「自責の精神」についてお話したいと思います。

起こった物事に対して他人の責任にすることは簡単だと思います。

「自責の精神」とは、自分で責任をとる。自分の責任において行動する。という理解をしています。

私は大学で同志社の体育会ボート部に所属していました。全日本選手権は、関東 戸田のオリンピックコースで行われます。

通常各大学は、2週間ほど前に入りそのコースで練習をするのです。 エイトという8人乗りでコックス(号令をかける役)入れて9人のチームです。
実はある日練習用ボートの船着場に鉄パイプがむき出しになっていて、船着場に乗り入れたボートの底に穴があいてしまうという事故が発生しました。
同じ日に3つの大学のエイトが同じ場所に穴をあけてしまいました。

問題は、3つの大学のその後のボートの修理対応です。修理工場は、練習場所から2Kmも離れています。

まずA大学は、コックスの責任にしました。コックスが前をしっかり見ないからボートを傷つけたということになりました。
その大学は、お金をかけてトラックをチャーターしてボートを修理工場まで運びました。

次は同志社です。誰の責任だという議論にはなりましたが、まあ連帯責任とのことで穴のあいた箇所にガムテープをぐるぐる巻きにして全員で2kmを漕いで修理工場にいきました。ご存知のようにガムテープは水にぬれるとはがれてきます。修理工場到着時には沈没寸前で着きました。

最後は東大です。キャプテンが有無を言わさずチーム全員の責任と断定しました。そしてなんと2kmも離れた修理工場まで9人全員でボートを担いで歩いて修理工場まで運んだのです。

その年の全日本選手権は、東大が優勝、同志社は決勝に進むが入賞できず、A大学は予選落ちでした。

このエピソードより、「自分自身の責任」という自責の精神がチーム全体が理解した組織が、いかに強いかを理解することができました。

このエピソードは、すべての社会生活、ビジネス社会にもあてはまると思います。

1)部下の失敗は上司の責任です

2)子供が育たないのは両親の責任です

3)生徒の成績が良くないのは教師の責任です

4)研修の効果が出ないのは、研修講師の責任です

この「自責の精神」を理解したときから、人材育成は始まります。

そして信頼関係が芽生え始めるのです。

参考にしていただければ幸いです。 

感謝!



小森コンサルティングオフィス at 06:15コメント(0)トラックバック(0)人を育てるには   このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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小森康充
営業トレーナー:小森康充

小森 康充
(こもり やすみつ)

小森コンサルティングオフィス代表
人材育成トレーナー

高い営業能力と顧客コミュニケーション能力により常にハイレベルな売上目標を達成。

世界的エクセレントカンパニーにおいて、アジアパシフィック最優秀マネージャー等数々の表彰を受ける。

後に世界No.1サクセスコーチであるアンソニー・ロビンズのコーチングスキルを習得。

卓越した営業スキルに世界No.1のコーチングスキルをミックス。独自のスキルを確立。

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