2010年09月27日
正直、誠実な話法とは?
営業力強化コンサルタントの小森康充です
今日は 正直、誠実な態度についてお話します
会話において正直、誠実な話法とはどのようなものでしょう
心の中に感じるものを、正直に相手に伝えること、これが大事だと思います
臨床心理学の言葉に 二重拘束(ダブルバウンド)という言葉があります
これは以下のポイントが含まれる良くない話法です
1)今言った言葉とさっき言った言葉が矛盾する
2)言葉の背後に別の意味を隠す
3)言葉のあとに相手が言葉をだせない
会話が途切れてしまう
具体的な例を出しましょう
親子の遊園地でのお昼ご飯の会話例です
父「太郎、そろそろお昼ご飯だな。この遊園地にはレストランがたくさんあるけど何が食べたい?何でも言ってごらん」
太郎「うん、お父さん、僕 ラーメンが食べたい」
父「でもインスタントラーメンは家で食べれるだろう」
太郎「、、、、、、、、」
この父のインスタントラーメンのセリフが二重拘束です
楽しい会話が途切れてしまいました
父がさっき言った「食べたいもの何でも言ってごらん」という言葉と「ラーメンはだめだ」という言葉は矛盾しています
またこのお父さんは、本年を隠しています
ラーメンを食べたくない理由は、家にあることを理由にしていますが、本当の理由は、昨日の夜ラーメンを食べたので今日は食べたくないのです
では どのようにすれば良かったのでしょう? 答えは簡単です お父さんは心の中にあることを正直に言えばよいのです
よい会話例を見てみましょう
父「太郎、そろそろお昼ご飯だな。この遊園地にはレストランがたくさんあるけど何が食べたい?何でも言ってごらん」
太郎「うん、お父さん、僕 ラーメンが食べたい」
父「そうか 実はお父さんは昨日ラーメンたべたんだ。ラーメン意外がいいな」
太郎「そうか お父さん昨日ラーメンたべたんだ。じゃあオムライスにしようか」
父「それはいいな」
太郎「僕ね この遊園地でオムライスの美味しい店知ってるんだ 連れて行ってあげようか」
父「じゃあ連れて行ってくれるか」
はい、これが正直、誠実な話法です
お父さんは 心の中にあることを正直に言いました
参考にしてください
今日の一言
「会話は正直、誠実、が重要です
心の中にあることを正直に伝えましょう
そうすれば相手のこころの窓が開きます
感謝! 」