2011年04月12日

「原子炉時限爆弾」広瀬隆著(ダイヤモンド社 :お勧め書籍)

原子炉時限爆弾
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「原子炉時限爆弾」 広瀬隆著 (ダイヤモンド社) を読んでいる。

今回の福島原発事故の危険度、地震大国の日本が何故多くの原子炉を持つに至ったか、の経緯がわかりやすく書かれている。説明にも学術的、数値的根拠の多く含まれており、理論的で説得力がある。

原発に素人の私でもたいへん勉強になった。

今回 福島原子炉事故の危険度が、最高のレベル7に引き上げられた。当初政府、マスコミが発表した内容が日が追うごとに危険度が増す方向になっている。

広瀬さんは、今回の原発事故は、人災であると述べられている。地震大国である日本は、原発を使うべきではなかった。これが結論である。ところがその危険性を、政府、電力会社、マスコミのだれも指摘することなく、危険を察知していながら推し進めてきた結末がこれである。

ここに広瀬さんの書籍のポイントをいくつか紹介させていただく。

(3ページより)<四半世紀前の1986年4月26日にソ連(現ウクライナ)のチェルノブイリ原子力発電所で原子炉を吹き飛ばす爆発事故が発生し、すさまじい大事故による放射能汚染の恐怖をあじわった全世界では、そのあと原子力産業は、一気に衰退の一途をたどってきた。

(中略:ところが日本では、なぜか原発推進の動きがでてくる) 

 さらに2010年6月政府が閣議決定した「エネルギー基本計画」では、2030年までに原発14基以上を新増設する計画を打ち上げる方針を掲げている。新生した民主党は、これを強力に支援して自民党時代以上に猛烈な原発推進の姿勢を打ち出している。>

以上の文面をお読みいただけるだけでも、日本の2大政党である自民党と民主党が、いかに国民の生命の安全に対するリスクヘッジのできていない党であるかがおわかりになると思う。

そしてそのような危険な原発を動かし事故が発生した際の責任について我々国民は知っておく必要がある。

(18ページ)<電力会社は、日本国内の損害保険会社がつくった「日本原子力保険プール」に加盟して1基あたり1200億円までしか保険でまかなう義務がないとしている。つまり賠償責任には上限があり、この保険を超える損害については、政府が国民の税金で補償することになっている。国民の被害を国民が補償する。おかしな制度である> 

広瀬さんは、原子炉の事故は、被害が甚大であり、100兆円規模の補償になる可能性があると書かれている。それに対して1基1200億円しか保険に入ってない。それ以外は我々国民の税金で補償していく。こんなバカな話があるだろうか?このような方向性で 政府、電力会社は、今まで原発を増産してきたわけである。

また現在は、福島原発が緊急課題であるが、広瀬さんの指摘は、東海大地震のさいの浜岡原発の危険性を述べられている。東海地震がきたときは、浜岡原発も今回の福島どうようの被害になるわけである。

また広瀬さんは、「原子力安全保安院」「原子力安全委員会」も国民の信頼を得ることはできない低レベル集団であることを指摘されている。(279ページ)

今まさに「原子炉廃棄法案」を国会で通し原子炉のない安全な国にする必要があるわけである。

私が思うのは、日本国民である我々は、2転3転する政府、マスコミ、電力会社のコメントに嫌気がさしているのは当然であろう。今まさに、この「原子炉時限爆弾」広瀬隆著(ダイヤモンド社)を読み、原子炉についての知識を勉強し、日本の将来のために、何をしていくべきかを全員で考えていく必要があると思われる。

政府、電力会社まかせにしていては、命までが奪われることになってきている現状に、我々国民は気づき行動を起こす時である。

感謝!








広瀬さんの福島原発に対する記事です。
http://diamond.jp/articles/-/11514



小森コンサルティングオフィス at 13:48コメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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小森康充
営業トレーナー:小森康充

小森 康充
(こもり やすみつ)

小森コンサルティングオフィス代表
人材育成トレーナー

高い営業能力と顧客コミュニケーション能力により常にハイレベルな売上目標を達成。

世界的エクセレントカンパニーにおいて、アジアパシフィック最優秀マネージャー等数々の表彰を受ける。

後に世界No.1サクセスコーチであるアンソニー・ロビンズのコーチングスキルを習得。

卓越した営業スキルに世界No.1のコーチングスキルをミックス。独自のスキルを確立。

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