2011年11月03日
「一歩を超える勇気」 栗城史多(くりきのぶかず)著 サンマーク出版(お薦め書籍)
一歩を越える勇気
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「一歩を超える勇気」 栗城史多(くりきのぶかず)著 サンマーク出版 を読んだ。
栗城さんは、登山家で、身長162センチ、体重60キロという小柄であるにもかかわらず、6大陸の最高峰に単独登頂し、その後はヒマラヤ8000m峰3座の単独、無酸素登頂を実現した方である。
常に自分を信じてチャレンジする姿勢は、すばらしいものがある。
多くの若きビジネスマン、学生、小中学生にも読んでいただきたい本である。
私のチェックポイントは、
1)夢はかなうかなわないは関係なく、持つことに意味がある。
そして、支え合う仲間ができたとき、夢は必ずかなうのだ。(122ページ)
2)何のために山に登るのか?
「そこに山があるから」 ジョージ マロニー (人類ではじめてエベレストに挑戦し、エベレストで亡くなる)
「楽しいから」 エドモンド ヒラリー (エベレストに世界初登頂を果たした登山家)
「希望を持ち続けるため」 栗城史多氏 (134ページ)
3)人間は自然を征服しようとするものだが、僕は一度もそう思ったことがない。僕は、山とお友達になり、山に生かされ、山で生きたい。 (147ページ)
4)当たり前の生活に感謝する
ヒマラヤでは、水もなく、食事もなく、親しく話しできる人もいない。
山に行けば、いかに日々の生活が幸せか感謝できる。 (159ページ)
5)一生懸命に生きる。弱音を吐かない。
そして最期に「ありがとう」と言える人生を送ること。 (16ページ)
6)苦しみを喜びに変える
「苦しみにありがとう」 苦しいとき1歩を歩きながら言うことば、それは「ありがとう」
「ありがとう」 この言葉を言いながら山を登ると元気が出る。 (150ページ)
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すばらしい内容であった。 お薦め書籍です。 感謝!
公式サイト
http://kurikiyama.jp/