2013年10月01日

おすすめ書籍のご紹介。「人の心を操る技術」桜井直也著

おすすめ書籍のご紹介。

「人の心を操る技術」桜井直也著 

短時間で相手の本心を知り、信頼関係を築き、気持ちを変化させる、催眠療法士の裏技 

著者の桜井直也氏は、外資系IT企業勤務後、2003年にセラピストとして独立。独自の催眠法は、不眠、禁煙、ダイエット、対人関係、恋愛など様々な分野で定評がある。セプノセラピスト、サイコロジカルアドバイザーで企業研修講師としても活躍中。

この書籍は、ビジネスでもプライベートでも実践できるコミュニケーションスキルを心理学のポイントからわかりやすく説明されている。

たいへん勉強になる1冊である。

章立ては、
第1章:無意識に働きかける技術
第2章:心を読む技術
第3章:行動やしぐさで操る技術
第4章:言葉で操る技術
第5章:操られない技術

私がチェックした8つのポイントは、

1:相手の名前を覚えて、名前で呼ぶこと

2:学習は学ぼうと意識しなくても勝手に行われる

3:無意識が腕を組む理由は2つ。1つは心臓を守ろうとすること。もう1つは何かについて真剣に考えているとき

4:10人全員と仲良くなる必要はない。そのうちの1人を選ぶことこそ、コミュニケーションの極意である

5:「するか、しないか」という選択を「どれくらいするか」にすりかえることで、承諾のハードルを下げることができる

6:強調したい言葉のときだけ、相手の目をみつめる。自分の胸に手をあてる、手を動かす

7:相手を変えたければ、自分が変わることが一番の近道

8:求めている人の立場が下

以上、具体的事例をもとに実践的な内容が紹介されていて、人間関係改善にたいへん参考になる。

特に経営者、部下を持つリーダー、営業マンの皆さんには知ってほしい内容です。

おわりにのメッセージとしては、

「人は誰でも、自分に一番興味があります。そして他人に対しては、恐ろしく無関心です。

誰かのことを思っているときでさえ、その人が自分に与えてくれるものに興味があるだけで、ありのままの相手に興味があるわけではありません。」

これがポイントだと思います。自分にしか興味のない相手(上司、部下、家族、得意先)とどう付き合っていくか?

人間関係はうまくいかなくてあたりまえです。
悩む必要などありません。しかしうまくやっていかないといけない場合が多いです。

どうすればよいか? そのポイントが本書にあります。

「人の心を操る技術」桜井直也著 

すべてのビジネスマンに読んでいただきたい、おすすめの書籍です。





小森コンサルティングオフィス at 08:34コメント(0)トラックバック(0)メンタルマネジメント   このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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小森康充
営業トレーナー:小森康充

小森 康充
(こもり やすみつ)

小森コンサルティングオフィス代表
人材育成トレーナー

高い営業能力と顧客コミュニケーション能力により常にハイレベルな売上目標を達成。

世界的エクセレントカンパニーにおいて、アジアパシフィック最優秀マネージャー等数々の表彰を受ける。

後に世界No.1サクセスコーチであるアンソニー・ロビンズのコーチングスキルを習得。

卓越した営業スキルに世界No.1のコーチングスキルをミックス。独自のスキルを確立。

小森コンサルティングオフィスオフィシャルサイト

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