2013年11月10日
信頼関係の構築。会話のゴールデン比率は7:3で聞き役に回ること
「リーダー3年目からの教科書」に書きましたが、部下との信頼関係構築のための会話比率です。
信頼関係を構築するための会話比率は、7:3を目標にしてください。相手に7割話してもらいます。
そのことで相手の心の窓を開くのです。
何故、会話比率が、7:3かというと、「リーダー3年目からの教科書」の33ページにありますが、8:2以上相手が話すことになると、ほとんど相手が一方的に話している状況になります。
よって会話のコントロールが困難になる可能性が出てきます。
「スベらない商談力」で紹介しました、会話の話法、誘導、沈黙、繰り返し、心地よい質問、立ち入った質問、解釈、の6つの話法を織り混ぜながら、相手の話をコントロールできるのは、7:3がベストかと思います。
リーダーは、聞き役に回って部下の話を聞くこと。
そのことで、部下が何を考えているのか? 部下のものの見方、考え方は何なのか? この部下をよい方向にもっていくには、リーダーの私はどんなアドバイスをすればいいのか?
が見えてくるのです。
そして部下の心の窓が開いた後は、リーダーのあなたが、指示、命令する番です。
この手法を実践してみてください。
小森康充