2014年02月11日
信頼関係を構築するポイント、提出期限、約束を守る重要性。「スベらない商談力」より
ビジネスパーソンの皆さんへ
信頼関係の構築は、ビジネスを成功させる最も重要なポイントであると思います。
1:家族との信頼関係
2:社内の上司部下、同僚との信頼関係
3:得意先との信頼関係
以上の3つがすべてできている方は少ないのではないでしょうか?
私自身、20年間の外資系企業、独立して6年間のコンサルタントのキャリアの中で、多くの経験をさせていただきました。
信頼関係をスムーズに構築できたこと、なかなか信頼関係が構築できなかったこと。
信頼関係を構築する1つの態度に「正直、誠実な態度」というのがあります。
約束は守りましょう。
時間も守りましょう。
笑顔で挨拶しましょう。
提出書類は期限を守りましょう。
公平な態度で接しましょう。
整理整頓しましょう。
新入社員に教えるような内容ですね。
「そんなことわかってますよ」という声が聞こえてきそうです。
しかし以上のポイントが、「家族、社内、得意先、すべての方に対して完璧に毎日できてます。」という方がどれくらいいるでしょうか?
人材育成の3つのポイントは、
「1:知っている」→
「2:やろうと思えばできる」→
「3:いつでも誰に対しても毎日できている」
皆さんは3のレベルになっていただきたいと思います。
例えば得意先が、月曜日に「企画書を金曜日までに提出してください。」と連絡しているのに、担当営業が金曜日を過ぎても、得意先に提出しなかったらどうでしょう?
その営業は、得意先から信頼を失いますよね。
ではどうすればよいのでしょう?
「金曜日までに提出します。」
そうですね。もう少しつっこんで話を進めましょう。あなたなら何曜日に提出しますか?
「。。。。。、」
私の研修を受講して得意先との信頼を勝ち取り大きな契約つつなげた営業の話をしましょう。
その営業は、月曜日に得意先から「企画書を金曜日までに提出してください」と言われたら、当日の月曜日に提出したのです。
他社の営業は、木曜日か金曜日ぎりぎりに提出するケースが多いです。
言われたその日に提出する営業はほとんどいないでしょう。
企画を作成して上司の承認をとるのに、2日くらいかかることが多いでしょう。
ではその営業は、何故得意先から言われたその日に提出できたのでしょう。
考えてください。
答えは簡単です。
得意先に言われる前に企画書を作成していたのです。
営業として得意先と真剣に付き合うと、「そろそろこのような企画書を提出してくれという依頼がくるな」ということは予想できるのです。
そして依頼が来る前に作成するのです。
あとは依頼が来たタイミングで、その日に提出するだけです。
得意先は驚くことでしょう。
得意先の記憶にも残ります。
私のために、この営業は一生懸命やってくれていると思いますよね。
これがトップセールスです。
提出期限に遅れるどころか、1番に、その日に提出する。
実践してみてください。
小森康充