2014年10月28日
「フォルトゥナの瞳」百田尚樹著 新潮社 オススメ書籍の紹介
「フォルトゥナの瞳」百田尚樹著 新潮社 を読んでみた。
たいへん面白かった。
著者の百田尚樹さんは、同志社大学、放送作家として「探偵ナイトスクープ」など多くの人気番組の構成を手がける。
2006年出版で映画化もされた「永遠の0」(太田出版)で作家デビュー、2013年「海賊とよばれた男」(講談社)で、第10回本屋大賞受賞。
本書は、他人の身体が透明に見えるという不思議な能力を持つことで他人の死ぬ運命を知ってしまう主人公 木山慎一郎の愛と苦悩を描いた内容である。
数日内に死んでしまう他人の運命を変えることに意味があるのか?
何故、そのような能力を身につけたのか?謎は深まるが明確な解決策などなかった状況で主人公は、他人を助けるためにどのような行動に出たのか?
スリル感のあるたいへん面白い、オススメの書籍です。