2008年07月25日

部下のやる気を引き出す3つのポイント(その2) 5

部下のやる気を引き出すには、何が必要か?
1つ目は、「Pride」  プライドに訴える。を前回紹介した。

今日は、2つ目を紹介する。

2)「Competition」 (競争心)である。

人は、誰しも「競争心」を持っている。

「勝ちたい。」

「俺は勝者だ!」

「勝利を勝ち取るんだ!」

「表彰状をもらうんだ。」

という気持ちは、本能的に持っているものである。

この本能を満たすために、一生懸命、スポーツに、勉強に、趣味に、仕事に、打ち込んでいる人は、すばらしいと思う。

「俺は、負けたいんだ〜。負けることの快感が生きがいなんだ〜」
という人は、あまりいないと思う。

「勝つんだ。」「君なら勝てるんだ。」という競争心に訴えかけることができれば、人は動いてくれる可能性がある。

例えば、あなたはある会社の営業1課の課長である。

部下の田中くんが、来月の自己申告の売り上げ目標を800万円にしようと思っている。
あなたは、営業2課で田中くんと同期の山本くんが、1000万円の目標に果敢にチャレンジしようとしている情報を得た。

田中くんと山本くんは、営業のパフォーマンスは、大きくかわらない。

上司のあなたは、どうしますか?

あなたは、部下の田中くんの「競争心」に訴えかける良いチャンスである。

あなたの田中くんへのコメント

「田中くん、同期で営業2課の山本君が、来月1000万円の売上目標にチャレンジするそうだよ。私は、田中くんのチャレンジスピリッツに期待しているからね。山本くんが1000万円だったら、田中くんもそれ以上の目標にするほうが、いいと思うんだけど、どうかな。」

田中くん 「えっ、山本くん1000万円やるって言ってるんですか?
わかりました。私も目標を、800万円から1000万円に上げます。
山本くんには負けませんよ。」
と元気に営業に飛び出していった。

この田中君の変化は何か?

これが「競争心」である。

今日の一言
「人は誰しも競争心を持っている。
それに訴えかけることができれば、その人は、勝つために、すばらしい努力をする可能性がある。」

感謝! 感謝!

小森コンサルティングオフィス at 14:10コメント(0)トラックバック(0)モティベーションアップのポイント   このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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小森康充
営業トレーナー:小森康充

小森 康充
(こもり やすみつ)

小森コンサルティングオフィス代表
人材育成トレーナー

高い営業能力と顧客コミュニケーション能力により常にハイレベルな売上目標を達成。

世界的エクセレントカンパニーにおいて、アジアパシフィック最優秀マネージャー等数々の表彰を受ける。

後に世界No.1サクセスコーチであるアンソニー・ロビンズのコーチングスキルを習得。

卓越した営業スキルに世界No.1のコーチングスキルをミックス。独自のスキルを確立。

小森コンサルティングオフィスオフィシャルサイト

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