2008年10月31日

リッツカールトン大阪のメイドの話 5

林田さんの話の続きである。

リッツカールトン大阪にあるご婦人が2泊された。仮に田中様としよう。
1泊されてそのご婦人が外出された際、43歳のパートのメイドが部屋メイクを担当した。
部屋の掃除をしているとサイドテーブルに風邪薬の錠剤があることに気づいた。
メイドは、ご婦人がお風邪をめされていることを察した。

メイドは、毛布を持って来て、ベッドの上に置いた。そして加湿器をベットの近くに設置した。そしてご婦人にメモを残した。
「田中様、部屋メイクを担当した〜でございます。田中様、お風邪をめされているようですので、誠に勝手ながら毛布と加湿器をご用意させていただきました。よろしければお使いくださいませ。また何かございましたら遠慮なく、お電話くださいませ。」

そしてメイドは部屋からフロントに電話を入れた。
フロントには、この部屋のご婦人がお風邪を召されていること。
よって明日のチェックアウトの際に、一言風邪のご様子を伺うようにである。

そしてメイドは、ご夫人の部屋の荷物が以外に大きく重たいことを確認した。
メイドはベルボーイに電話を入れた。そしてこの部屋のご婦人にとって荷物が重いので明日のチェックアウトの時間に来て、荷物を玄関までお運びするように伝えた。

夜ご婦人が部屋に戻ってきた。部屋にあったメイドのメモと毛布、加湿器を見て彼女はいたく感動した。
そしてご婦人は、毛布と加湿器で快適に1夜を過ごした。

次の朝、頼みもしないのにベルボーイが荷物を運びに来てくれたことに感動した。そして彼女は、荷物をベルボーイにまかせ、フロントにチェックアウトに行った。

フロントの女性は、「田中様、お風邪は大丈夫でございますか?何かお手伝いできることはございませんか?」と声をかけてくれた。
その婦人は、今までこのように自分のことを気遣ってもらったのは初めてであった。 彼女の目には、涙がたまった。チェックアウトの後、彼女は感動と涙のためしばしソファに座り込んでしまった。

スタッフの女性がご婦人に確認すると、彼女は、タクシーではなく今から歩いてJR大阪駅まで行くという。
スタッフの女性から連絡を受けたベルボーイは、ホテルからJR大阪駅まで荷物をお運びした。
そしてJR大阪駅での改札口でベルボーイは、彼女に挨拶をした。

「田中様、このたびは当ホテルをお使いいただき、誠にありがとうございました。またのお越しを心からお待ち申し上ております。また田中様、お風邪は大丈夫でございますか?無理をされないようにお願いいたします。」

ベルボーイは改札口から、ホームに歩かれるご婦人を最後まで見送った。
ご婦人は、何度も振り返り、ベルボーイに感謝の気持ちで頭を下げた。

ベルボーイを見るご婦人の目には涙が溢れていたという。


感動のサービスに感謝である!

小森コンサルティングオフィス at 22:23コメント(0)トラックバック(0)奉仕の精神   このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Clip to Evernote

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小森康充
営業トレーナー:小森康充

小森 康充
(こもり やすみつ)

小森コンサルティングオフィス代表
人材育成トレーナー

高い営業能力と顧客コミュニケーション能力により常にハイレベルな売上目標を達成。

世界的エクセレントカンパニーにおいて、アジアパシフィック最優秀マネージャー等数々の表彰を受ける。

後に世界No.1サクセスコーチであるアンソニー・ロビンズのコーチングスキルを習得。

卓越した営業スキルに世界No.1のコーチングスキルをミックス。独自のスキルを確立。

小森コンサルティングオフィスオフィシャルサイト

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