2008年11月13日

相手のやる気を上げるには

相手のやる気を上げるのはどうすれば良いのですか?

部下を持つ管理職対象の「マネジメントスキルセミナー」にてよく質問される。
5つのポイントを紹介したい。
初めの2つは、「報償システム」を作るというやり方。

1)ご褒美システム
上司の指示した仕事を期日までに達成した人にご褒美をあげる。
例)会議で褒めてもらえる。全員から拍手される。景品をもらえる。

2)罰則システム
上司の指示した仕事を期日までに達成できなかった人に罰則を与える。
例)会議で怒られる。罰則に残業をさせられる。罰金をとられる。

よく言うアメとムチということである。
上司、チームリーダーは、このアメとムチのシステムを作り実行していくこと。
これが重要である。

上司の指示を真剣に聞かない部下の心理状態は、「上司の指示どうりに頑張っても、頑張らなくても自分の身には、変化がない。頑張るだけ損」と考えていることが多い。

よってこの心理状態を変化させることが、必要である。
つまり頑張ったらご褒美があり、頑張らなかったら痛みがある。そうすれば人は頑張る。

「人は快楽を求め、痛みを避けようとする。」

頑張って仕事をすることが、痛みだと少しでも感じたら、真剣に仕事をしないことになる。

まとめると、人のモティベーションをアップする1つのポイントは、指示した仕事を達成した人としなかった人に差をつけることである。
具体的には、ご褒美と罰則を利用して毎回実行することである。

次回は、マインド系のモティベーションアップの3つのポイントを紹介する。

感謝!


小森コンサルティングオフィス at 09:01コメント(2)トラックバック(0)モティベーションアップのポイント   このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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コメント一覧

1. Posted by リブウェル   2008年11月13日 22:56
差をつける、アメとムチのシステムづくりの話、参考になりました。
次のモティベーションアップのポイントがなにか気になります。楽しみにしています。
2. Posted by Kevin(小森)   2008年11月15日 20:30
5 リブウエルさん
いつもありがとうございます。
実行していただければ幸いです。
感謝!

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小森康充
営業トレーナー:小森康充

小森 康充
(こもり やすみつ)

小森コンサルティングオフィス代表
人材育成トレーナー

高い営業能力と顧客コミュニケーション能力により常にハイレベルな売上目標を達成。

世界的エクセレントカンパニーにおいて、アジアパシフィック最優秀マネージャー等数々の表彰を受ける。

後に世界No.1サクセスコーチであるアンソニー・ロビンズのコーチングスキルを習得。

卓越した営業スキルに世界No.1のコーチングスキルをミックス。独自のスキルを確立。

小森コンサルティングオフィスオフィシャルサイト

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