2009年03月04日

フィードバックとは(その2) 5

フィードバックとは何か、先日のブログで紹介させていただいた。

今日は、より具体的なポイントを紹介しよう。

この手法は、会社の上司と部下のみならず、親子関係、学校の先生と生徒、友人関係、恋人関係すべてに応用できるものである。

フィードバックの会話(コミュニケーション)において気をつけるポイントについて

1)人柄ではなく行為について話をすること。

相手が何をしたか?という行為について話をする。
このような行動をとった。このような発言をした。という行為を振り返ることが大事である。そして次回は、このように改善しよう。とすること。

相手の人柄については、触れないことが大事である。
「君のいいかげんな性格をどうにかしろ。」というコメントは、よくない。
これを言われたとしてその人は、どうしようもない。
そうではなく、「後かたづけをしなかった、という行為、この行為をこのように変えたら良くなるよね。」という形に持っていくと、アクションが明確になる。

2)うわさではなく、観察したことについて話をすること。

人から聞いた情報というのは、慎重に対処すること。
何故なら、その情報は、正確かもしれないが、不正確かもしれない。何かの勘違いがあるのかもしれない。そうではなく、あなた自身の目で見たこと。観察したことを元に話をすることが重要である。

例えば、「あなたの部下の田中さんが、こんな良くない行為をしましたよ。」という発言をある人から聞いたとしよう。その情報をもとにいきなり田中さんを叱るのは良くない。何故なら、その情報は、正確かもしれないが、そうでないかもしれない。
またその人には、そう見えたかもしれないが、何かの事情があったかもしれない。

部下の行動を叱るときは、上司のあなたが、あなたの目で直接見た事柄について叱ること。これが大事である。

3)判断をするのではなく、話し合いをすること。
(相手を応援してあげること)

フィードバックは、裁判ではない。裁判官にはならないでほしい。
すなわち、「君の行為は正しい、または、君の行為は間違っている。」というジャッジ(判定)をするのではない。お互いが話しあいをして、双方の意見を述べ合うことが重要である。

P&G時代のこと、世界のトップトレーナーであったボブヘイドンから学んだことがある。

彼は言った「上司は、チアリーダーになれ。裁判官になってはいけない」

上司は、部下を応援するチアリーダーであることが重要である。

「君は正しい、良くできた。君は間違っている。ダメだ。」という裁判官にはならないでほしい。という意味である。

部下が一生懸命仕事をしている。上司から見ると頼りない部分があるかもしれない。

それを指摘して怒るのではなく、チアリーダーとして応援してあげるのである。

「大丈夫、できるよ。期待してるからね。思い切ってチャレンジしてごらん。失敗してもいいからね。できるよ。そうそう。ほら、できた。良く頑張ったね。」

これがチアリーダー上司のコメントである。

この考え方は、すべての親、先生、上司、先輩に当てはめることができる。

実践して欲しい。感謝!


小森コンサルティングオフィス at 21:44コメント(0)トラックバック(0)フィードバック   このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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小森康充
営業トレーナー:小森康充

小森 康充
(こもり やすみつ)

小森コンサルティングオフィス代表
人材育成トレーナー

高い営業能力と顧客コミュニケーション能力により常にハイレベルな売上目標を達成。

世界的エクセレントカンパニーにおいて、アジアパシフィック最優秀マネージャー等数々の表彰を受ける。

後に世界No.1サクセスコーチであるアンソニー・ロビンズのコーチングスキルを習得。

卓越した営業スキルに世界No.1のコーチングスキルをミックス。独自のスキルを確立。

小森コンサルティングオフィスオフィシャルサイト

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