すぐ身につくネガポ会話術
2013年09月14日
「すぐ身につくネガポ会話術」菅原美千子著 幻冬舎ルネッサンス おすすめ書籍です。
「すぐ身につくネガポ会話術」菅原美千子著 幻冬舎ルネッサンス を読んでいる。
たいへん面白い。
著者の菅原美千子さんは、私の友人で、東北大学卒業、仙台放送でアナウンサー、報道記者、メインキャスターを勤める。FNSアナウンサー大賞を受賞。日本一のアナウンサーに輝く。
その後フリーでTBSのメインキャスター契約。日本最大のコーチングファーム入社後、独立して研修講師として「プレゼンテーション研修」「ストーリーテリング研修」等を研修している。
著書に「共感で人を動かす話し方」「あのとき、ああ言えばよかった、がなくなる とっさの会話力」(日本実業出版)等の他、雑誌等で執筆多数。
この本は、ビジネスシーンで、とっさにネガティブな会話をしてしまう場合をポジティブに変えるポイントを説明している。
キーワードは、「いつでもポジティブ思考に変えられる」
ネガティブワード→ポジティブワードへの変換例が80以上も紹介されている。
例えば
1:取引先の社員がお茶をこぼしてしまった。
ネガティブ「お茶もまともにだせねえのかよ(内心)」
→ポジティブ「いやあ、よかった。ちょうどクリーニングに出そうと思っていたんですよ」
2:年上のクライアントに意見するとき
ネガティブ「言いにくいな、やっぱりやめようかな(内心)」
→ポジティブ「○○さんならすでにお気づきかもしれませんが」
3:上司の指示が細かすぎる
「細かすぎるんだよ、マジでうぜえ(内心)」
→「緻密な人なんだな」
最初は無理でも口グセにするうちに、ポジティブになれる。
4:ネガティブ「なんでこうなるんだよ」
→ポジティブ「ちょうどよかった!」
5:ネガティブ「もうダメだ、、、」
→ポジティブ「長期的に見ればラッキーかも」
6:ネガティブ「やりたくないな」
→ポジティブ「やらないとまずいことになるな」
7:家族の会話
飲み会で帰りが遅くなった。奥さんに電話すると「こんな時間に電話しないでよ」と怒られたとき。
ネガティブ「いつもは連絡しろって怒るだろ」
→「なんだか声が聞きたくなっちゃってさ」
以上実践的な話法の例が多く盛り込まれています。
「すぐ身につくネガポ会話術」菅原美千子著 幻冬舎ルネッサンス おすすめです。