ジェイムズ
2012年07月15日
「説得力」〜人を動かすために本当に必要なこと〜 ジェイムズ、ボーグ著(おすすめ書籍)
説得力 人を動かすために本当に必要なこと
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「説得力」〜人を動かすために本当に必要なこと〜 ジェイムズ、ボーグ著 を読んでいる。
たいへん面白い。人を動かすポイントを心理学の学術的裏付けをもとに解説されており、興味深い。
人は、人生の様々な場面で、ほぼ毎日のように、自分の意見を受け入れてもらおうとコミュニケーションしている。
その人を説得するコミュニケーションスキル「説得術」には、ポイントがある。
第一章 説得力
第二章 「聴き上手」であること
第三章 私の話を聴いてください
第四章 ボディランゲージに注意
第五章 記憶のマジック
第六章 言葉を味方に〜言語心理学の力
第七章 電話のコミュニケーションスキル
第八章 互いに利益を得るための交渉術
第九章 扱いにくい人
第十章 性格のタイプ
私のチェックしたポイントは、
1)「人生はトランプゲームのようなものだ。配られるカードに選択の余地はないが、どうプレイするかは、自由に決められる。」
2)説得術とは「魔法の公式集」なのです。この本に扱っている公式を使えば、人生をより円滑に、より快適に送ることができます。人々の意見、態度、あるいは行動に影響を及ぼすようなメッセージが集まったもの、それが説得術なのです。
3)説得術を身に着けた人は相手の頭の中で何が起こっているかを理解する力はある」
4)人はふたつのタイプに分けられる。何も知らない人たちと、自分たちが何も知らないことを知らない人たちだ。」
(経済学の巨人 ジョン、ガルブレイス)
5)共感力+誠意=説得力
6)心の内を防露するのは、普通手を足だ。(手と足は一番コントロールのきかない部分だ)
営業マンには、お奨めの1冊です。