ディズニーランド

2011年12月29日

「サイン帳の落とし物はないですか?」その一言に対してディズニーランドのキャストのとった行動とは

ディズニーランドでの心温まる話です。

東京都行政書士うすい法律事務所さんのブログから引用です。

紹介させていただきます。

ディズニーランドでのお話です。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「サイン帳の落とし物はないですか??」

インフォメーションセンターに
ひとりのお父さんが元気なく入ってきました。

落としたサイン帳の中身を聴くと、
息子さんがミッキーやミニーに一生懸命に集めた
サインがあともう少しでサイン帳一杯になるところだったそうです。

でも、残念ながらインフォメーションセンターには、
サイン帳は届けられていませんでした。

(ちなみにディズニーランドで落とし物をした際には、
 一括してインフォメーションセンターに届けられます。

 ボクの話ですが、ベビーカーに乗っていた息子が
 サンダルを落としたときも、すぐに発見してくれ、
 インフォメーションセンターに届けてくれました)

キャストはサイン帳の特徴を詳しく聴いて、
あちこちのキャストに連絡を取ってみました。

しかし、見かけたキャストは誰一人としていませんでした。

「お客様、申し訳ございません。
 まだ見つからないようです。
 お客様はいつまで滞在されていますか??」

と伺ったところ、お父さんが言うには、
2日後のお昼には帰らなければならないとのこと。

「手分けして探しますので、2日後、お帰りになる前に
もう一度インフォメーションセンターに立ち寄っていただけますか??」

と笑顔で声をかけたそうです。

そして、お父さんが帰られた後も、
細かな部署に電話をかけて聴いてみたり、
自分の足で探しにも行ったそうです。

ところが、どうしても見つけ出すことができず、
約束の2日後を迎えてしまいました。

さて、ひとつ質問です。

あなたがキャストでしたら、
どのような対応を取られますか??

10秒ほど考えてから、
次をお読みください。

ボクは最初にこの話を聴いたとき、

「見つけることができませんでした。
 申し訳ございません」

と素直に謝ることしか思い浮かびませんでした。

でも、そのキャストが取った行動は違いました。

「見つけることができませんでした。
 申し訳ございません」

謝るところまでは同じでしたが、
次の一言が付け加えられていました。

「代わりにこちらのサイン帳をお持ちください」

それは、その落としたサイン帳と全く同じサイン帳を
自分で買って、いろんな部署を回って、全てのキャラクターの
サインを書いてもらったものを手渡したんです。

お父さんがビックリして、喜ばれたのは
言うまでもありません。

…と、この話はここで終わりません。

後日、ディズニーランドにこのお父さんから、
一通のお手紙が届きました。

先日は「サイン帳」の件、ありがとうございました。

実は連れていた息子は脳腫瘍で、
「いつ死んでしまうか分からない」…そんな状態のときでした。

息子は物心ついたときから、テレビを見ては、

「パパ、ディズニーランドに連れて行ってね」
「ディズニーランドに行こうね」

と毎日のように言っていました。

「もしかしたら、約束を果たせないかもしれない」
…そんなときでした。

「どうしても息子をディズニーランドに連れていってあげたい」
と思い、命があと数日で終わってしまうかもしれないときに、
無理を承知で、息子をディズニーランドへ連れて行きました。

その息子が夢にまで見ていた
大切な「サイン帳」を落としてしまったのです。

あのご用意いただいたサイン帳を息子に渡すと、
「パパ、あったんだね!パパ、ありがとう!」
と言って大喜びしました。

そう言いながら息子は数日前に、息を引き取りました。

死ぬ直前まで息子はそのサイン帳を眺めては、

「パパ、ディズニーランド楽しかったね!ありがとう!
 また行こうね」

と言いながら、サイン帳を胸に抱えたまま、
永遠の眠りにつきました。

もし、あなたがあの時、
あのサイン帳を用意してくださらなかったら、
息子はこんなにも安らかな眠りにつけなかったと思います。

私は息子は「ディズニーランドの星」に
なったと思っています。

あなたのおかげです。
本当にありがとうございました。

…手紙を読んだキャストは、
その場で泣き崩れたそうです。

もちろん、その男の子が亡くなった悲しみもあったと思いますが、

「あの時に精一杯のことをしておいて、本当に良かった」

という安堵の涙だったと思うんです。

このキャストは、人の人生を変える仕事をしました。

ボクも一児の父親。
息子が亡くなるなんて考えたくもありません。

でも、その子が最後笑顔で亡くなっていくのと、

「あのサイン帳、どこに行っちゃったんだろうね…」

と悲しみながら亡くなっていくのとでは、
全然違います。

もし、あの「サイン帳」がなかったら、お父さんとお母さんは

「なんでサイン帳を亡くしてしまったんだ」
「自分がちゃんと持っていれば、こんなことにはならなかった」
「あのサイン帳があれば…」

と、一生悔やんでいたかもしれません。

それをこのスタッフの機知により、
お父さんとお母さんはどれだけ救われたか…。
間違いなく、今後の2人の人生を変えています。

(参考・引用)私が一番受けたい心の授業 比田井和孝さん

私は本当に深く感動しました。あなたは、どうですか?



もし、僅かでも感動したのなら、少し考えて欲しいのです。



なぜこの話に感動したのかを。



そして、胸の心に耳を傾け、感動した自分の感性を褒めてあげてください。

そして、行動してください。



いま、世間では孤立の中で苦しい境遇で悲しみにくれている人がたくさんいます(職場にもいます)。

感動した感性を持っている人なら、この感性をフィルターにかけてこの世間を照らして欲しい。



感性があれば、きっと行動できるはず。



行動。それはきっと感動と感謝を生むはず。



そうすれば、そこには小さいけれどかけがえのないあなたのディズニーランドができるのです。



ぜひ、行動を。よろしく。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
すばらしい話に感謝です!

東京都行政書士うすい法律事務所さんのブログ
http://blog.goo.ne.jp/usuitks/e/489ade06b44cc567c6d0998496c7719f

小森コンサルティングオフィス at 21:27コメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
小森康充
営業トレーナー:小森康充

小森 康充
(こもり やすみつ)

小森コンサルティングオフィス代表
人材育成トレーナー

高い営業能力と顧客コミュニケーション能力により常にハイレベルな売上目標を達成。

世界的エクセレントカンパニーにおいて、アジアパシフィック最優秀マネージャー等数々の表彰を受ける。

後に世界No.1サクセスコーチであるアンソニー・ロビンズのコーチングスキルを習得。

卓越した営業スキルに世界No.1のコーチングスキルをミックス。独自のスキルを確立。

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