久世浩司
2014年06月08日
「レジリエンスの鍛え方」久世浩司著、実業之日本社 おすすめ書籍の紹介
「レジリエンスの鍛え方」久世浩司著 を読んでいる。
たいへん面白い。レジリエンスとは、「復元力」を表す言葉で、「困難な状況に耐え、素早く回復する能力」の意味もあります。
著者の久世浩司さんは、ポジティブサイコロジースクール代表。慶応大学卒業後、P&G入社、化粧品事業のマーケティング責任者として国内外のブランド経営に携わる。現在は日本ポジティブ教育協会代表理事。
本書は、レジリエンスを鍛える以下7つのポイントを解説している。
1)ネガティブ感情の悪循環から脱出する
2)役に立たない思い込みをてなずける
3)「やればできる」という自信を科学的に身につける
4)自分の強みを活かす
5)こころの支えとなるサポーターをつくる
6)感謝のポジティブ感情を高める
7)痛い体験から意味を学ぶ
私が勉強になったポイントは、
1)ネガティブ感情の4つの対処方法は、運動系、呼吸系、音楽系、筆記系
2)怒ったときには会社を出て早足散歩
3)刺激と反応の間にはスペースがある。そのスペースをどう生かすかが、私たちの成長と幸福の鍵を握っている
4)自信 は科学的に養うことができる
5)自己効力感を養う4つの方法
成功体験を持つこと、
うまくいっている他人の行動を観察すること
他者からの積極的な暗示を受けること
高揚感を体験すること
6)ほとんどの人は、自分にどんな才能があるのかさえ知らない
7)感謝が深い人は、良いことがあるとその体験をより長く強く深く感じることができる。
8)3種類の仕事観とは、「ジョブ」「キャリア」「コーリング」
「レジリエンスの鍛え方」久世浩司著 多くのビジネスマンに読んでいただきたい おすすめの書籍です。