NLP
2013年02月11日
「NLP ヒーローズジャーニー」ロバート・デュルツ&スティーブン・ギリガン著 春秋社 おすすめ書籍の紹介
NLP ヒーローズ・ジャーニー: NLPとエリクソン催眠による苦境を乗りこえる4日間ワークショップ
「NLP ヒーローズジャーニー」ロバート・デュルツ&スティーブン・ギリガン著 春秋社 を読んでいる。
コーチング界の雄とエリクソン催眠の第一人者によるワークショップセミナーを完全収録
キーワードは、「生成的自己」
たいへん面白い。445ページの中に4日間のワークショップが体験できる。
著者の2人は、神経言語プログラミング(NLP)の創始者リチャード・バンドラー、ジョングリンダーのもとで指導を受け、後に催眠家のミルトン・エリクソンからも指導を受けている。コンサルタント、心理療法家である。
ロバートデュルツは、アップル、IBM、世界銀行をクライアントに持つコンサルタントでもある。
自分自身のマインドセット、心の動きを見直せるよい機会になる本である。
仕事で忙しい平日ではなく、ゆっくりと休める充実にリラックスして目を通す読み方をおすすめする。
私がチェックしたポイントは、
1)パプアニューギニアでは、「知識は、筋肉に入るまではうわさにすぎない」と言われている。
2)事実をありのままに語る言語は、二次言語であり、メタファーや象徴言語が一次言語である。
3)生まれたばかりの赤ちゃんをだっこすると、スピリットの存在を感じて畏敬の念に打たれる。
4)自分のスピリットが最も輝く場、「至福」を感じる場にこそ、この世界で自分がすべきことがある
5)自分自身と自分自身との距離が自分自身と他者の距離を決定する
6)パートナーへの最高の贈り物は、上質の注意である
7)何かを変えるためには、まずそれを変えようとするのを止めること
8)辛い事に出会った時、否定的なことを言われたときに「これはきっと理にかなっている。これにはきっと肯定的な意図がある。それが何かを知りたい」と思うこと
9)モーツアルトは、「わたしは無理やり自分の音楽を生み出すことはできない。私にできるのは、いつでも音楽を受け取れる状態にしておくことであり、そうしておくと、音楽が流れ始めるのだ。」
10)実践に身を入れないでいると、普通は、症状を発現させることによって、無理やり自分に注意を向けるようになる
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「NLP ヒーローズジャーニー」ロバート・デュルツ&スティーブン・ギリガン著 春秋社 おすすめの書籍である
2012年07月08日
「聞くだけ会話術」 松橋良紀著 ダイヤモンド社(友人のおすすめ書籍の紹介)
話さなくても相手がどんどんしゃべりだす 「聞くだけ」会話術 ――気まずい沈黙も味方につける6つのレッスン
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「聞くだけ会話術」 松橋良紀著 ダイヤモンド社 を読んでいる。たいへん面白い。
著者の松橋さんは、私の友人でNLPコミュニケーション講師をされている。彼の開催するセミナーは、TVでも取り上げられ、「週刊ダイヤモンド」「THE21][週刊東洋経済」等、雑誌掲載も多数で、著書は「あたりまえだけどなかなかできない聞き方のルール」「営業質問術」(明日香出版)、「目標設定の鉄則」(マガジンハウス)等がある。
この本は小説風で話が進み、主人公の杉橋さんは、著者の松橋さんがモデルになっている。ダメ営業マンであった杉橋さんが、どのようにしてトップ営業マンに成長したかを、わかりやすく書かれていて面白い。
私がチェックしたポイントは、
1)「沈黙」を「敵」ではなく、「味方」だと思うこと。
2)相手の呼吸に合わせてうなずきながら、自分の呼吸をシンクロさせる。
3)相手が話しているとき → 息を吐く
相手が黙っているとき → 息を吸う
4)人生に失敗はない。フィードバックがあるだけ
5)何も選択しないよりも、何かを選択したほうがよい
6)人はそれぞれ違う地図をもっている
7)地図は領土ではない
8)コミュニケーションの意味は、受け取る反応にある
9)人が変化を起こすための必要なリソースは、すでにその人の中にある
10)すべての行動には、それを起こさせる肯定的な意図がある。また、すべての行動には、その価値を生かせる状況がある。
営業マンはもちろんのこと、すべてのビジネスマンに読んでいただきたい1冊である。