2010年03月28日
サーバントリーダーシップとは?(その1)
サーバントリーダーシップという言葉を聴かれたことがあるでしょうか?
「サーバントリーダー(奉仕型リーダー)は部下に尽くし、部下が成果をあげるための支援をするリーダーであることから、相手を理解し、相手の力を引き出す能力が重要となる。」
サーバントリーダーの文献を読むとこう書かれてあります。
まず上司が部下の話を聴き、部下を理解する。
そして部下の状況を把握し、部下の力を引き出す方法を考え、実行する。
まさに「聴く」というコミュニケーションスキルが重要なポイントとなる。
そこから上司と部下との信頼関係が生まれ、密なコミュニケーション、情報交換ができる環境が生まれてくるという考え方です。
このリーダーシップのスキルは、リーダーがいきなり命令するのではなく、まず相手を(部下を)理解してから。というコーチング、コミュニケーションスキルのポイントとリンクしたスキルとなります。
シンプルに考えると、この信頼関係にもとづいた人間関係を基盤としたサーバントリーダーシップというのは、たいへん理にかなった考え方であり、長期的に組織力を構築できるポイントが含まれていると考えられます。
「スベらない商談力」の講演会で、相手の話を聞く、スキルを日々紹介していますが、サーバントリーダーシップのスキルにも活用できることで親近感を覚えます。
多くの優秀なサーバントリーダーが活躍することにに期待します。
感謝!