2010年05月11日
結果にフォーカスした販売手法
「結果にフォーカスした販売手法」とは、「スベらない商談力」という書籍で紹介した手法のことである。
売上達成、契約獲得、という目標とする結果がある。それを達成するのに最も効率のよい手法という意味である。
それには2つのステップがある。
1)バイヤー(仕入れ担当のお客さん)の、必要なもの、欲しいもの、好きなもの、を聞き出す
→相手の心の窓を開く6つの話法
→得意先浸透
2)私の提案が、バイヤーの必要なもの、欲しいもの、好きなものを得るためにいかに助けになるかを説明する
→説得的商談
以上の2つが「スベらない商談力」となります。

そしてこの1と2の比率は、7:3が理想です。
相手の話を聞くことに70%の時間とパワーをかけます。
このポイントがしっかりとでき、相手の「心の窓」を開くことができると、商談自体は、30%の時間で成約できることになります。
相手の話を聞いて、相手の状況を理解する。これが商談にとって最も重要なことなのです。
そして状況とは、相手の「状態」、「必要性」、「限界」、「予算」、「利点」等に細分化されます。
最も有用なポイントは、「利点」です。
相手の「利点」にフォーカスして商談を進めること、それが最も相手の「心の窓」を開くことができ、成約率が高くなる手法です。
実践してみてください。
感謝!
「スベらない商談力」オープン研修:5月21日(東京)
http://www.fom.fujitsu.com/seminar/original-course/tokyo/index_takeshiba.html#b
小森康充の実践営業塾:5月15日〜(大阪)
http://www.rivewell.jp/seminar/komori/kouza.htm