2010年10月30日
キーマンと商談する
さて 本日のポイントは「キーマンと商談する」です。
営業マンにとって契約を締結させることは大きな目標です。
そこで基本に戻って考えていただきたいと思います。
あなたが、毎日商談している顧客は、契約締結の権限を持っている
キーマンでしょうか?
「スベらない商談力」の196ページに紹介しましたが、
常にキーマンは誰か?を考えて営業活動をしてください。
得意先には組織があります。
係長の上司は課長、その上司は部長、その上司は取締役 という感じです。
あなたの契約締結の権限を持っているのは誰ですか?
そのキーマンと商談していますか?
私の経験上、決裁者と商談しないと、なかなか話がまとまりません。
役職の上の方に挨拶して、上の方と商談するようにする。
これが営業成績をアップさせるポイントの1つです。
先方もビジネスです。目的を持ってアポイントを入れたら
会っていただけることも多いと思います。
その際、重要なことは、キーマンの目標に合致する
企画、情報を持っていくことです。
ビッグな企画であればあるほど、相手も役職の上の方が対応します。
P&Gの営業マン時代、スーパー(GMS)の売上を大きくアップさせるため、
店の玄関前の祭事場でのP&Gフェアを提案しようと思いました。
そのメインの祭事場は、今まで日用品メーカーは実施したことが
ありませんでした。中元、歳暮、クリスマス、バレンタインデー等の
店全体のビッグイベントしか実施した実績がないのです。
その商談をするため、店の支配人にアポイントを入れ商談しました。
フェアの目的と必要性、プラスアルファの店の売り上げになること、
顧客に喜んでいただける企画であること、競合他店との差別化ができること。
支配人は、営業マンの小森の話を真剣に聞いてくれました。
そして「やろうじゃないか」と言ってくれました。
その店で初めて日用品メーカーでのメイン祭事場での
P&Gフェアが実施となったのです。
大きな目標を立て、企画を作り、役職の上の人に会いに行く。
実践してみてください。
− 今日の一言 −
「目標はビッグに立案しよう!
そして役職の上の人にアポイントをとろう。
それがトップセールスへのポイントである。」
感謝!



