2011年10月29日

失敗は、いいことだ!

商談力の伝道師、小森康充です。

リーダーシップを発揮するポイントの1つは、「失敗はいいことだ!」というマインドを持つことです。

失敗するのが嫌なため、挑戦しない人も多いのではないでしょうか?

もっと「失敗OK! 」「失敗は、成功へのステップ! 」との前向きなマインドを持ちましょう!

頑張った結果の失敗は、どんどん奨励する雰囲気を作ってください。

リーダーシップとは、新しいヴィジョンを描いてそれに挑戦することです。
よってはじめは失敗して当然です。 はじめから成功するような目標は、チャレンジではありません。

特に外資系企業で20年間のキャリアを積んだ私の目から見ると、日本人は、失敗することを嫌う傾向が強いと思います。

私は外資系企業20年間のビジネス人生で、新しいことにチャレンジして失敗したとき、上司から怒られた経験がありません。

ところが、日本企業の友人の話では、何かにチャレンジして失敗したとき、上司から怒られることが多いといいいます。

考えてみますと、小学校から大学までの学校教育では、テストでどこまで覚えているかで100点から0点まで決まりました。

1つでも試験問題に失敗すると100点は、とれません。よって失敗は「痛み」であるという教育を受けてきたのです。それがチャレンジすることに消極的な態度に影響しているのかもしれません。

ただビジネスの現場で、何か新しいことにチャレンジしようとすると、何回かの失敗は、当然です。
「リーダーシップ」は、何か新しいことを始める、または、まだ達成したことのない分野に果敢にチャレンジする時に発揮されることが多いのです。

よって「1回、2回の失敗を痛み」と理解していると「チャレンジ」ができません。

「1回も失敗したくない人生は、1回もチャレンジしない人生である。」
と思います。
友人、知人を見て、全員がしていることと同じことをしていれば、失敗はしないかもしれません。しかしそんな他人のコピー人生を送っても、面白くないと思います。

人生は1回です。他人の物まねをするのではなく、失敗してもいいからやりたいことをすればいいのです。

よって「リーダーシップを発揮したいと思えば、失敗はOK.失敗は良いことだ」というマインドに切り替える必要があります。

例えば、ここに成功率20%のゲームがあるとします。
あなたならチャレンジしますか? 賛否両論あるかと思いますが、多くの人は、80%が失敗だからチャレンジしないでしょう。

しかしリーダーシップを発揮する人は、「5回チャレンジすれば確率的に成功する。」 と考えます。 4回くらいの失敗は、成功のための経験であると解釈するのです。

よって「果敢にチャレンジした結果の中での失敗は、良いことである。」というマインドは、リーダーシップの育成には、必要なことなのです。

最近、元気のない若者が多いのではと思うのは、私だけでしょうか?
エネルギー、パワーは若者の特権です。どんどんチャレンジさせてみてください。
チャレンジを奨励する人材育成が、学校教育、社会人教育でもできてないことは、改善しなければならないと思います。まず皆さんの会社の人材育成から改善していただきたいと思います。

失敗OK!のマインドで何事にもチャレンジしてください。世界が変わるはずです。

感謝!

小森コンサルティングオフィス at 10:00コメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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小森康充
営業トレーナー:小森康充

小森 康充
(こもり やすみつ)

小森コンサルティングオフィス代表
人材育成トレーナー

高い営業能力と顧客コミュニケーション能力により常にハイレベルな売上目標を達成。

世界的エクセレントカンパニーにおいて、アジアパシフィック最優秀マネージャー等数々の表彰を受ける。

後に世界No.1サクセスコーチであるアンソニー・ロビンズのコーチングスキルを習得。

卓越した営業スキルに世界No.1のコーチングスキルをミックス。独自のスキルを確立。

小森コンサルティングオフィスオフィシャルサイト

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