2011年10月31日

決断力が売上を倍増させる!

商談力伝道師の小森康充です。

「決断力こそが、リーダーシップを発揮するのに最も重要である。」というマネジメントは多いと思います。

目標の達成に対する強い決断力(コミットメント)、このポイントが、強いリーダーシップを発揮する基本です。
そのためには、毎日小さい決断を積み重ねていくことがポイントとなると思います。

大リーグで活躍するマリナーズのイチロー選手の話を聴いたことがあります。
イチロー選手は、決めたことは必ず実行するそうです。「毎日16時からマシーンをするぞ。」と決めたとしたら必ず毎日実行するそうです。
少々体調が思わしくなくても、友人が遊びに来ても「決めたことはやる」これが決断力です。
イチロー選手が最も嫌いな言葉は、「アー疲れちゃった。今日はやめよう。」であると聞きました。

小さな決断をしっかりと実行する。決めたことは、必ず実行する。これが決断力を養う第1歩であるということです。

この小さな決断を実行できない人が、いきなり大きな決断を実行することはできないと思います。

私の体験談を紹介します
P&Gの新人営業マン時代、大阪支店2課に所属していました。大阪支店は1課から4課までありました。ある営業会議で私が全営業マンの前で発言する機会がありました。
そのとき、私は、「来月の売上目標は、私の2課がトップの営業成績を取ります」と支店長はじめ全員の前で言ってしまったのです。
何故言ったのかはよく覚えてません。そうすると不思議なことが起こりました。

実際、その月の営業成績は2課がトップの実績を上げたのです。
各課は課長が1名、営業マンが4名の体制でした。私1人の力ではトップはとれません。
新人の小森が「2課がトップをとる」と公言してしまったので、2課の先輩3名と課長が本気になったのです。
火事場のバカ力、というのでしょうか?やるしかない、となると人間すごい力が出るものと思います。

それ以降、私は営業マンとして、決断力のある発言ばかりはじめました。
「トップをとります」
「1万ケース売ります」
「目標は必ず達成します」
「会社目標が前年5%アップですか? 私は前年30%アップを達成してみせます」
こんなかんじです。

根拠は何もありません。
ただ自信を持って言い切る。
そして行動する。それだけです。

不思議なことは、それをすると売上数字が達成するのです。

これが「決断力」だと思います。根拠はなくていいのです。考えなくていいのです。
やることを決めるのです。そして言い切るのです。

やってみてください。
世界が変わるはずです。

感謝!

小森コンサルティングオフィス at 06:00コメント(0)トラックバック(0)営業の秘訣   このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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小森康充
営業トレーナー:小森康充

小森 康充
(こもり やすみつ)

小森コンサルティングオフィス代表
人材育成トレーナー

高い営業能力と顧客コミュニケーション能力により常にハイレベルな売上目標を達成。

世界的エクセレントカンパニーにおいて、アジアパシフィック最優秀マネージャー等数々の表彰を受ける。

後に世界No.1サクセスコーチであるアンソニー・ロビンズのコーチングスキルを習得。

卓越した営業スキルに世界No.1のコーチングスキルをミックス。独自のスキルを確立。

小森コンサルティングオフィスオフィシャルサイト

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