2012年04月14日
沼津市役所(静岡県)でOJTリーダー研修を実施!
4月13日静岡県沼津市役所にて「OJTリーダー研修」を実施させていただいた。
新規採用者が早く職場になじみ、職務の遂行ができるよう、職場リーダーとしてOJTの部下育成のスキルを学ぶ研修である。
内容は、ストーリーマップを使い人材育成のポイントを実践的に紹介させてもらった。
OJTリーダーとして重要なことは、部下と信頼関係を構築すること。そして効果的なOJTの手法でもってトレーニングすること。
人材育成の2つのポイント、1)仕事のスキルを伝承すること、2)部下のやる気を引き出すこと。
スキルの伝承(トレーニング)には、3つのポイントがある。知識→スキル→習慣化。仕事についての知識を学んで覚えてもらう。そしてそれをスキル技術のレベルでできるようになる。そして習慣化、毎日、毎日それができている。
この習慣化のレベルまでもっていってトレーニングということができる。学校教育というのは、知識のみである。
小学校、中学校、高校で「国語、算数、理科、社会」を学ぶ。そして先生がテストしてどれだけ覚えているかをチェックする。たくさん覚えていて点数の良い生徒が評価される。
しかし実社会はそれでは通用しない。仕事内容を覚えるのは当たりで、それを実行できなくてはならない。
そしてトレーニングのサイクル、
最も効果的な人材育成OJTのサイクルとは、1)説明→2)見本を見せる→3)やらせる→4)話し合い
の4つのサイクルを回していく。これは人がものを学ぶのは3つの手法がある。
聞いて学ぶ、見て学ぶ、やってみて学ぶ、の3つである。このトレーニングのサイクルが効果的なのは、この3つのポイントが順番に入っていることである。また最後の「話し合い」は上司と部下が話しあいをすることであるが、上司は聞き役になって部下が中心に話をする。なぜなら部下が主体となって話すことにより部下の頭の中を回転させ、自ら考える力をつけるためである。
その他 モティベーションの6つのポイント、影響力を発揮する4つのポイント、部下のやる気を喚起する3つのポイントを紹介させてもらった。講義に加え、ワークショップ、発表を多く取り入れ楽しく、実践的に実施させていただいた。
沼津市役所の新規採用職員の効果的な人材育成のできることを期待したい。感謝!
沼津市役所
http://www.city.numazu.shizuoka.jp/