2013年05月13日

八尾市役所(実家の大阪)にてスチュアート研修を実施!新採職員を担当する先輩職員にOJTの部下育成手法を伝授

5月10日 生まれ故郷の大阪府八尾市の八尾市役所にてスチュアート研修を実施した。

この研修は、今年の新規採用職員をマンツーマンで担当する先輩職員に、後輩とのコミュニケーションを円滑に進め、後輩が早く職場に慣れ、仕事をこなせるようにサポートする手法を伝授するものである。

毎年約60名の先輩社員が参加され、楽しく実践的に研修を実施させてもらっている。

内容は、

1)ラポールのスキル

後輩と先輩職員が早く仲良くなるには、2人の共通点を見つけること、会話の声のトーン、スピードを合わせること、身振り、手振りを合わせること

2)信頼関係構築の3つのポイント

信頼関係を構築するには、正直、誠実な態度で相手に接すること、コンタクト回数(会話の回数)を挨拶含めできるだけ多く持つこと、相手を将来の宝物と思うこと

3)人材育成の2つのポイント

簡単に言うと人材育成は、2つのポイントがある。
1つは後輩のモティベーションをアップさせること。すなわち仕事に対するやる気をアップすること、もう一つは仕事の技術、スキル、段取り、コツを教えること

4)習得の4つのレベル

人がものを学ぶには4つの習得のレベルがあります。
1−何をしていいかわからない(この後輩には、知識を教えます)、
2−何をしなければいけないかは、わかっているが、体がうまく動かない(この後輩には、スキル、技術を教えます)
3−意識すれば仕事ができる(この後輩には習慣化をさせます)
4−無意識でも体が動き、効果的に仕事の成果を出せる(ここまで導いてトレーニングです)

トレーニングとは、知識を教え、スキルを教え、習慣化させる。この3つのプロセスがあります。

5)効果的OJTの4つのサイクル

1ー説明(仕事の内容を先輩が後輩に説明する。質問を受け付ける)
2ー見本を見せる(今した説明どうりに先輩が後輩に見本を見せてあげる)
3ーやらせる(後輩にやってもらう。先輩は後輩のやるポイントをしっかり観察する)
4−話し合い(先輩と後輩で話し合いをする。先輩は聞き役に回り、後輩に何ができて何ができてないかを気ずかせる)

以上のポイントを講義に加え、ロールプレイ、ディスカッションを多く取り入れ、実践的、参加型で楽しく実施した。

八尾市役所の先輩職員が、このスキルを実践し、今年入社の新採職員が効率的に仕事をこなせ、信頼関係をベースに明るい職場が継続することを期待している。





小森コンサルティングオフィス at 09:01コメント(0)トラックバック(0)人を育てるには | OJT人材育成  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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小森康充
営業トレーナー:小森康充

小森 康充
(こもり やすみつ)

小森コンサルティングオフィス代表
人材育成トレーナー

高い営業能力と顧客コミュニケーション能力により常にハイレベルな売上目標を達成。

世界的エクセレントカンパニーにおいて、アジアパシフィック最優秀マネージャー等数々の表彰を受ける。

後に世界No.1サクセスコーチであるアンソニー・ロビンズのコーチングスキルを習得。

卓越した営業スキルに世界No.1のコーチングスキルをミックス。独自のスキルを確立。

小森コンサルティングオフィスオフィシャルサイト

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