2013年07月17日
おすすめ書籍の紹介「P&Gウェイ」世界最大の消費財メーカーP&Gのブランディングの軌跡、デーヴィス・ダイアー著 足立光訳 東洋経済新報社

P&Gウェイ: 世界最大の消費財メーカーP&Gのブランディングの軌跡 [単行本]
おすすめ書籍の紹介「P&Gウェイ」世界最大の消費財メーカーP&Gのブランディングの軌跡、デーヴィス・ダイアー著 足立光訳 東洋経済新報社
本書は、P&Gが石鹸とローソクを販売する小さな家族経営の会社から、世界中で消費者の生活改善に貢献するトップブランドを次々と生み出す世界的企業になるまでの歴史を記録している。
P&Gの商品は、世界180カ国、46億人の消費者にリーチしている。
本書は、特にブランド構築の手法、考え方を中心に1837年創業以来170年以上に渡る会社がどのような成功と失敗を経験して消費者に信頼される会社になったかのポイントが参考になる。
353ページ(3500円)におよぶ力作であるが、グローバルビジネスリーダーとしての活躍をめざされる賢明なる読者諸氏には読んでいただきたい内容である。
本書の「ブランド構築の10原則」を紹介する
1:正しいことをおこなう
2:勝利への情熱を高める
3:ブランドの持つ力を維持する
4:消費者がボスである
5:社員1人1人が会社の財産である
6:自分を厳しく律する
7:常にすべての分野で革新を起こす
8:リーダーシップを発揮して改革を推し進める
9:提携は競争優位となる
10:顧客との間にパートナーシップを構築する
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訳者の足立光さんは、現在ヘンケル・ビューティケア、コーポレート・ヴァイルプレジデントであり、90年一橋大学卒業後、P&Gマーケティング部入社、その後、ブースアレン&ハミルトン等の経営コンサルタントを経て現職。
共訳書に「マーケティングゲーム」(東洋経済新報社)がある。
私はP&G営業本部に1987年から2004年まで18年間勤務させていただいた。
世界最大の消費財メーカーであったP&Gでも当初は日本市場を攻めあぐねていた。その歴史がわかりやすく本書で解説されている。
P&Gの激動の日本支社の歴史を18年間経験させていただいたことに感謝したい。
コンサルタントとして独立できた今の私があるのは、P&Gのおかげである。
P&Gの成功のポイントは、すべての企業経営に参考になる内容である。
多くの会社経営者、ビジネスリーダーに読んでいただければ幸いである。



