2013年08月07日
コミュニケーションとは、相手の心の窓を開くこと。信頼関係を構築するには、お互いが心の窓を開くことが重要です。

添付の絵を見てください。心の窓が4つ書かれています。
一番左の心の窓は、上下に明け閉めする心の窓が閉じています。
顔はしかめっ面をしています。
これが心の窓が閉じている状態です。
怒っている状態、不機嫌な状態、警戒心を持っている状態です。相手の話を聞こうという心の状態ではありません。
左から2番目の心の窓は、3分の1ほど開いてます。少しなごやかになってきた状態です。
知り合いと話をしている。ニュートラルな状態です。
左から3番目の心の窓は3分の2開いてます。かなり楽しい状態です。安心感をもってご機嫌になりつつあります。
好きな人と会話しはじめた感じです。
一番右の心の窓は全開になっています。
太陽、雲、木、家すべての景色が見えてます。これは最高に楽しくて幸せな心の状態です。嬉しくて仕方がない状態。
恋人同士で会話している。大好きな料理を食べている。人から褒められてうきうき気分の状態です。
人には心の窓があると思ってください。
コミュニケーションのポイントは、相手の閉じている心の窓を全開に開くことです。そして開かれた心の窓の状態をできるだけ長期間維持します。
今日から人と会話するとき、相手の心の窓の状態は1から4の何番かを見てください。相手の心の窓を判断する最も簡単な方法は、顔の表情を見ることです。
1でしかめっ面をしていると心の窓が閉じていることが多いです。また4で満面の笑顔であれば、心の窓が開いている可能性が高いのです。
そして相手の心の窓を開くには、あなたが、正直、誠実に相手に接し、相手の話を一生懸命聞き、会話の回数をできるだけ多く持ち、心の中で相手を宝物と思うことです。
ご家族、友人、会社関係、得意先、すべての人間関係に実用できます。
実践してみてください。
小森康充