2013年12月01日

「魂の経営」古森重隆著(富士フィルムホールディングスCEO)、東洋経済 おすすめ書籍の紹介



魂の経営
古森 重隆
東洋経済新報社
2013-11-01



「魂の経営」古森重隆著(富士フィルムホールディングスCEO)、東洋経済、を読んでいる。たいへん勉強になるおすすめの書籍である。

「やるべきことを断固としてやる」

写真フィルム市場が10分の1に縮小する危機を、奇跡と称される事業構造の転換で乗り越えた、古森流経営改革の全貌とリーダー哲学。

著者の古森重隆氏は、1939年満州生まれ。東大卒業後、富士写真フィルム入社。96年富士フィルムヨーロッパ社長、2000年代表取締役社長、デジタル化の進展に対し、経営改革を断行し事業構造を大転換。液晶ディスプレイ材料、医療機器などの成長分野に注力し、事業をV字回復させる。

第一章:本業消失

第二章:第二の創業

第三章:有事に際して経営者がやるべきこと

第四章:すべては戦いであり負けてはならない

第五章:会社を思う気持ちが強い人は伸びる

第六章:グローバル時代における日本の進路

ーーーーーーーーーーーーーーー
私が参考になったポイントは、

1:有事に際して経営者がやるべき4つのことは、「読む」「構想する」「伝える」「実行する」

2:トップのメッセージが伝わらなければ組織は動かない

3:世の中は、すべて戦いであり、競争である。それが、社会の原理である。

ライバルや敵との戦い
時代の流れとの戦い
運命に対しての戦い
困難に対しての戦い
壁や因習に対しての戦い
そして、自分の弱さに対しての戦い

4:アメフトには「闘魂」「力」「スピード」「戦略」「チームワーク」という5つのものが必須である。
これはそのまま人生にも、経営にも通じる要素である。

5:徳育とは、
曲がったことはするな
卑怯なまねをするな
正直であれ
嘘をつくな
負けて泣くな
弱いものいじめをするな
人様に迷惑をかけるな
姿勢を正しくせよ

6:日本人の一番すごいところは、努力すれば成功するという確信を持っていることだ

7:人頼みをする前に、自分は何をしたのか?

8:競争することの大切さを子供に教えよ

富士フィルム先進研究所のプレート
「叡知、勇気、創造、希望」

「魂の経営」古森重隆著(富士フィルムホールディングスCEO)、東洋経済、すべてのビジネスマンに読んでいただきたいおすすめの書籍である。

小森康充


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小森康充
営業トレーナー:小森康充

小森 康充
(こもり やすみつ)

小森コンサルティングオフィス代表
人材育成トレーナー

高い営業能力と顧客コミュニケーション能力により常にハイレベルな売上目標を達成。

世界的エクセレントカンパニーにおいて、アジアパシフィック最優秀マネージャー等数々の表彰を受ける。

後に世界No.1サクセスコーチであるアンソニー・ロビンズのコーチングスキルを習得。

卓越した営業スキルに世界No.1のコーチングスキルをミックス。独自のスキルを確立。

小森コンサルティングオフィスオフィシャルサイト

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