2013年12月04日
神奈川県庁でコーチング研修を実施しています。部下の話を聞き、信頼関係を構築し、明確な指示を出し動いてもらう手法。
写真は、新刊書籍「リーダー3年目からの教科書」紀伊国屋書店福岡本店の新刊台です。
今日は、神奈川県庁でコーチング研修を実施しています。
本郷台の神奈川県職員キャリア開発支援センターにいます。
コーチングというと部下の話を聞くことというイメージがあると思います。
もちろんそれは重要ですが、そもそもの目的は、部下を効果的に動かすことです。
明確な指示を部下にあたえ、部下が喜んで上司の指示を実行する。これが大事です。
部下を動かす手法として、トップダウンで命令するやり方もありますが、毎回命令ばかりしていると部下が指示待ち族になってしまう可能性があります。
よって部下の話を聞き、部下に考えさせ、部下に答えを導きださせる。
そしてその部下の答えは、上司がこうしようと決めた答えを部下が答える。
そうすることで、上司は自分の思いどうりのやり方で仕事が結果的に進行する。
部下は「自分が提案して決めたんだ。」
というやる気がアップするという効果がある。
これがポイントです。
そのためには、上司が日頃から部下の話をよく聞くことで、どのような質問をするとどのような答えが帰ってくるのか?
がわかってくるのである。
相手の心の窓を開く6つの話法(誘導、沈黙、繰り返し、心地よい質問、立ち入った質問、解釈)を効果的に実施することで、部下の話をしっかりと聞くことができる。
そして部かに動いてもらう決め台詞(クロージング)には、以下のポイントがあります。
実践クロージングのポイント
1:2者択一
2:相手に答えてもらう
3)役割分担
4:相手に答えさせる
5:沈黙
この効果的クロージングの技をしっかりと身につけていただくことで、説得上手となれるのです。
実践してみてください。
小森康充