2014年01月26日
「緊張するのは良いことだ」今日から緊張したら喜んでください。あなたは、それができるということです。

研修で参加者から、よく質問を受けます。
「私は、人前でプレゼンするとき、緊張してしまいます。緊張しないためには、どうすればいいですか?」
この質問の前提は、「緊張することは、いけないことだ」という思いがあるようです。
これは正しくありません。今日から考えを変えてください。
「緊張するのは良いことだ」と
そうです。緊張感を持つのは、良いことなのです。
ポイントは、2つあります。
ポイント1:
緊張するということは、それをしっかりやろう。成功させよう。というやる気の現れです。
例えば、会議でのプレゼンの前に緊張される方は多いのではないでしょうか?
もし、あなたが、今からのプレゼンに全くやる気がないとしたら、緊張しないでしょう。
「どうでもいいや」、と諦めていたら緊張しないと思います。
そうです。緊張するということは、「成功させよう。」という「やる気」があるからこそのサインなのです。
これは良いことですよね。
ポイント2:
緊張するということは、それが成功可能だということです。あなたには、「うまくできる能力がある。」ということです。
例えば、あなたが、陸上の50m走を8秒前後で走れるとしましょう。
ここは運動場です。私が「では今から50m走をします。8秒以内で走った方は合格です。8.1秒以上の方は不合格です。では位置についてください。」
と言ったらどうでしょう?
あなたはおそらく緊張されると思います。8秒が切れるかどうか微妙だからです。心臓がドキドキされるでしょう。
では今度は、「50mを4秒以内で走った方が合格です。4.1秒以上かかった方は不合格です。では位置についてください。」というと、あなたは緊張されるでしょうか?
おそらく緊張しませんよね。何故なら50mを4秒で走ることは、不可能だからです。諦めるしかないですよね。
これが緊張です。
人は、能力的に不可能なことには、緊張しないのです。
まとめますと、今日から、
「緊張するのは、良いことだ。」
何故なら、今からのプレゼンをしっかりやろう、という高いやる気を私が持っているということ。
もうひとつは、今からのプレゼンを成功させる能力が、私にはあるということである。
と思ってマインドチェンジをしてください。
小森康充