2014年01月31日
「効果的トレーニングプランの立て方」3つのポイントを紹介します。企業の研修企画ご担当者へ

企業の研修企画ご担当者へ
「効果的トレーニングプランの立て方」3つのポイントを紹介します。
1:ビジネス構築チャンスの発見
2:トレーニング目標の設定
3:トレーニング実施とフォローアップ
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1:ビジネス構築チャンスの発見
これはいきなり研修のタイムテーブルを作るのではなく、現状のビジネスを分析して、それぞれの部門にどれだけのビジネスチャンスがあるのかを明確にします。
そのビジネスチャンスを達成するための戦略が人材育成のトレーニングである、という考えです。
「ビジネス構築チャンスの発見」には3つのステップがあります。
1:発見したビジネスチャンスを有効活用するための営業マンのスキルを明確にする
2:現状の営業マンのスキルレベルを明確にする
3:明確にした営業マンのスキルの中で優先的に伸ばすスキルを明確にする
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私は、「スベらない商談力」研修実施においては、主催者の研修担当者、または研修エージェントの方と、このスキルを明確にしています。
例えば、営業マンのスキルの中で「得意先との信頼関係構築」「相手の話を聞く」「プレゼンテーション」「クロージング」のスキルの中でどのスキルが強く、どのスキルが弱いのか?
それによって研修では、どのスキルを重点的にロールプレイをするか? を決めていきます。
2:トレーニング目標の設定
2番目は「トレーニング目標の設定」です。
これには3つのステップがあります。
1:以前受けた研修の成果をレビューする
2:トレーニング戦略を立案する
3:トレーニングプラン、タイムテーブル(研修計画)を作成する
このパートでは、過去のトレーニングをレビューしてビジネスアップにどれだけ成果があったかを確認します。
それをもとに、今回のトレーニングメニューを立案します。
トレーニングプランは、スクールトレーニング(Off JT)と現場でのトレーニング(OJT)の両方のプランを立案します。
3:トレーニング実施とフォローアップ
実際のトレーニング実施段階です
これには3つのステップがあります。
1:研修受講者とその上司に研修プランを説明、準備をさせる
2:トレーニング(研修)を実施、フォローアップする
3:ビジネスの成果、商談スキルの向上等の行動の変化の効果測定をする
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以上がポイントです。
実践してみてください。
小森康充