2014年08月16日

「嫌われる勇気」自己啓発の源流アドラーの教え 岸見一郎、古賀史健著、ダイヤモンド社 お勧め書籍の紹介

嫌われる勇気
岸見 一郎
2013-12-16



「嫌われる勇気」自己啓発の源流アドラーの教え 岸見一郎、古賀史健著、ダイヤモンド社 を読んでいる。

たいへん面白い。本書は、フロイト、ユングと並び「心理学の三大巨頭」と言われたアルフレッド・アドラーの思想を一冊に凝縮したものである。

アルフレッド・アドラーは、オーストリア出身の精神科医で、フロイトから袂を分かち、独自の理論「個人心理学」を提唱します。

すべての悩みは、対人関係の悩みである。
「人は今、この瞬間から幸せになることができる」

青年と哲人の会話形式で進む物語調のストーリーがたいへん面白い。

青年の質問につい、「そうだ、そう思う。」と同調してします。それを哲人が見事にアドラー心理学のポイントから説明する。

最後は、なるほど、と納得してしまう。

私が勉強になったポイントは、

1)自己が変わることの第一歩は、知ることにある。答えとは誰かに教えてもらうものではなく、自らの手で導きだしていくものである

2)大切なのはなにが与えられているかではなく、与えられたものをどえ使うかである

3)あなたが不幸なのは、過去や環境のせいではありません。「幸せになる勇気」が足りていないのです

4)我々を苦しめる劣等感は「客観的な事実」ではなく、「主観的な解釈」なのです

5)人生は競争ではありません。健全な劣等感は、他者との比較の中で生まれるのではなく、「理想の自分」との比較から生まれるものです

6)行動面の目標は、自立すること。社会と調和すること。心理面の目標は、「わたしには能力がある」という意識、「人々はわたしの仲間である」という意識

7)あらゆる対人関係のトラブルは、他者の課題に土足で踏み込むこと、自分の課題に土足で踏み込まれること、によって引き起こされる

8)自由とは、他者から嫌われることである

9)人は自分には価値があると思えたときにだけ、勇気を持てる

10)共同体感覚とは、「自己受容」「他者信頼」「他者貢献」

11)一般的な人生の意味はない。人生の意味は、あなたが自分自身に与えるものだ

以上たいへん勉強になる内容である。

「嫌われる勇気」自己啓発の源流アドラーの教え 岸見一郎、古賀史健著、ダイヤモンド社 多くのビジネスマンに読んでいただきたいお勧めの書籍です。


小森コンサルティングオフィス at 21:51コメント(0)トラックバック(0)本の紹介 | メンタルマネジメント  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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小森康充
営業トレーナー:小森康充

小森 康充
(こもり やすみつ)

小森コンサルティングオフィス代表
人材育成トレーナー

高い営業能力と顧客コミュニケーション能力により常にハイレベルな売上目標を達成。

世界的エクセレントカンパニーにおいて、アジアパシフィック最優秀マネージャー等数々の表彰を受ける。

後に世界No.1サクセスコーチであるアンソニー・ロビンズのコーチングスキルを習得。

卓越した営業スキルに世界No.1のコーチングスキルをミックス。独自のスキルを確立。

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