2014年10月29日
「海賊とよばれた男」(本屋大賞受賞) 百田尚樹著 講談社文庫 オススメ書籍の紹介
「海賊とよばれた男」百田尚樹著 講談社文庫 を読んでいる。
本屋大賞を受賞した本書は、たいへん面白い。主人公国岡鉄造は、出光興産の創始者 出光佐三氏がモデルである。
戦後、国際石油カルテルに蹂躙される中、出光佐三氏のとった行動は?
大英帝国に経済封鎖されたイランにタンカーを派遣すること。
世界が驚愕した「日章丸事件」の真実とは?
著書の百田尚樹氏は、同志社の先輩にあたり、前回、同志社大阪支部同窓会で講演を聞かせていただいた。
たいへん話の上手な方で、楽しくパワー溢れる方であった。
私が勉強になったポイントは、
1)「黄金の奴隷となる勿れ」
2)人間尊重の精神を行動で貫く
3)戦争に負けた日本が、わずか数年で大きな船でサンフランシスコのゴールデンゲートブリッジを通過した
4)「若い人達に日本尊重のバトンを渡したい」
5)「私は人間を信頼するという考えを広めていくことこそ、日本人の世界的使命と思っています」
人間を信頼することの重要性が認識できる素晴らしい内容です。
日章丸事件の真実と出光興産の出光佐三氏が何を成したか?
「海賊とよばれた男」百田尚樹著 講談社文庫 すべてのビジネスマンに読んでいただきたいオススメの書籍です。