2015年03月03日
トップセールスの達成は、得意先の「掃除」からはじまりました。

私は同志社大学を卒業した1987年に、P&G営業本部に入社しました。
当時、人口110万人の和歌山県のエリアマネージャーとして、和歌山県全域を入社1年目の私が1人で担当しました。
新入社員で初めて和歌山で営業をしたのですが、始めはドラッグ(薬局)を回っても注文がとれませんでした。
当時のメイン商品は、赤ちゃんの紙オムツのパンパースでした。
ある時、ドラッグを訪問したのですが、店長がレジで忙しく商談できません。
ふと店頭に山積みされているパンパースを見ると、少し埃をかぶっていました。
乳母車を押したお母さんがパンパースを山積みの上から取ろうとすると、少し埃が舞ったのです。
その埃が赤ちゃんにかかってしまうかもしるない。
私は「これはいけない」と思い、黄色の紙ナフキン(KINCHOの商品)をそのドラッグで買い、パンパースの埃を拭いて掃除をしたのです。
パンパースだけでは感じが悪いので、隣に山積みしている他社の商品も一緒に掃除しました。
その後、店長と商談すると初めて注文がとれたのです。
それから私の営業掃除人生が始まりました。私のセールスバックに、いつもKINCHOの「サッサ(紙ナフキン)」を持ち歩きました。
そして得意先のドラッグに着き、店長に挨拶すると、先に店頭の掃除をするのです。
掃除をすることで、気持ちよくなります。もちろん掃除は店の従業員の仕事で、メーカー営業の仕事ではありません。
しかし、私はパンパースが埃をかぶっているのが納得できなかったのです。
営業は注文をとればいいのではないと思います。パンパースを買っていただけるお客様のために、売っていただける薬局さんのために、P&Gという会社のために、私は何ができるのか?を自ら考え行動することが大事だと思います。
掃除には、不思議なパワーがあるということを感じている今日この頃です。




