2016年02月01日
「危機を突破するリーダーの器」(青春新書)童門冬二著 オススメ書籍の紹介
「危機を突破するリーダーの器」(青春新書)童門冬二著を読んでいる。
〜リーダーは危機に直面した時にこそ、その真価が問われる。
リーダーの器とは、小手先の技術などではなく、つまるところ「おのれをよく知っていること」
それを身をもって証明した実例が本書である〜
本書には9人の歴史上の人物が登場する。藤原清衡、織田信長、毛利元就、直江兼続、細川幽斎、大石内蔵助、上杉鷹山、琉球のリーダー、勝海舟、である。
本書の面白いのは、ほとんどの読者諸氏が知っている有名人の話ばかりであるが、意外と知らなかったエピソードが多く紹介されている。
私が印象に残ったのは、ご存じ忠臣蔵の大石内蔵助の「非常時の危機管理」。紛糾する赤穂城内をどのようにしてまとめたか?
そして江戸中期の改革者である米沢藩の上杉鷹山のリーダーシップである。
ハンデだらけの上杉鷹山がどのような心構えで藩の改革にあたり、後継者を立てたのか?
今まで知らなかった学びが多くありたいへん勉強になった。
歴史の偉人から学べるポイントは、現代のビジネス社会のリーダーシップにも応用できるものが多くある。
「危機を突破するリーダーの器」(青春新書)童門冬二著 多くのビジネスリーダーに読んでいただきたいオススメの1冊である。