2016年04月11日
「世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ」(絵本)前ウルグアイ大統領ホセ・ムヒカ氏、 汐文社 オススメ書籍の紹介
「世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ」(絵本) 汐文社 オススメ書籍の紹介
この絵本は、昨日TVにも出演されていたが、前ウルグアイ大統領のホセ・ムヒカ氏の2012年ブラジルでの地球環境問題を話しあう国際会議でのスピーチをわかりやすい言葉でまとめたものです。
世界中から集まった各国代表は順番に意見を述べましたが、これといった名案は出てきません。そこで南米の小国ウルグアイのムヒカ大統領のスピーチが終わると拍手喝采になったのです。
ホセ・ムヒカ氏は、質素な背広にネクタイなしのシャツすがた。彼は給料の大半を貧しい人に寄付し、大統領公邸には住まず、町から離れた農場で奥さんと暮らしています。
運転手つきの立派な車には乗らず、古びた愛車を自分で運転して大統領の仕事に向かいます。
ムヒカ氏のポイントは、幸せとは何か?ということでした。
現代社会の大量生産つまり物を次々に作って売り続ける。お金を儲け続けないといけない大国の現代社会に質問を投げかけるものです。
子供のみならず大人が読んでも勉強になるオススメの1冊です。
「貧乏とは少ししか持っていないことではなく、無限に欲があり、いくらあってても満足しないことです。」
「世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ」(絵本) 汐文社 オススメ書籍の紹介です。