2016年04月23日
ビジネスのコミュニケーションには、必ず期限を入れましょう。
ビジネスパーソンの皆さんへ
「ビジネスコミュニケーションには、必ず期限を入れましょう。」
「トップセールスの段取り仕事術」研修で、いつも紹介していることがあります。
それは「目標設定の重要性」です。目標は「具測達一」の原則で立ててください。と言ってます。
「具測達一」とは、具体的、測定可能、達成可能、一貫性の頭文字を合わせたものです。
目標は具体的すなわち数字、期限、固有名詞(誰がいつまでに何をするのか?)を明確に伝えるものでなければいけません。
皆さんは日々、会社のコミュニケーションでチームメンバーに仕事上の依頼事項を多くされていることでしょう。
そこで重要なことは、「ビジネスコミュニケーションには、必ず期限を入れる。」ということです。

例えば以下の会話例
社員A「Bさん、今日の会議の資料メールで送っておいてもらえますか?」
社員B「わかりました。送っておきますね。」
この会話には1つ困ったことがあります。お互い期限を言ってないことです。
Aさんはいつこの資料が必要なのでしょう?BさんはAさんにいつ送付するのでしょう?
正しいコミュニケーションは以下です。
社員A「Bさん、今日の会議の資料メールで送ってほしいのです。今日の16時からのチーム会議で使いたいので、15時半くらいまでに送っていただけますか?」
社員B「わかりました。13時から17時まで会議に入ってしまいますので、今からすぐに送りますね。」
これが具測達一のコミュニケーションです。16時の会議で必要、今からすぐに送付する。という時間(期限)の入ったコミュニケーションになっています。
今日から皆さんが誰かに依頼するとき、「いつまでに」という期限を必ずコミュニケーションしましょう。
これが社内の信頼関係のコミュニケーションの1つのポイントです。
今日から実践してください。