2016年04月29日

熊本地震の被災者支援について。ボランティア参加の心構え。

熊本地震の被災者支援について

ふれあいネットワーク熊本県社会福祉協議会より、被災地でのボランティア活動に参加したいと考えている"あなた"へ の説明です。

支援のつもりで被災地に行ったが、逆に被災者のご迷惑になってはいけませんね。

以下参考にしてください。

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 被災者への災害ボランティア活動準備
綿密な計画を立てて現地に向かいましょう。

1 食事・宿泊場所について
基本的には、食事・宿泊場所は用意されません。食費・宿泊費はボランティア自己負担。避難所は被災者の方が避難する場所。ボランティアは被災のなかったホテルや民宿への宿泊、車中泊、テントと寝袋を持参し、寝泊まりなど各自で確保のこと。

2 携行品・持参品について
•作業着(長袖、長ズボン)
•帽子(キャップ型)
•雨具(カッパ、レインコート等)、
•防塵マスク、
•作業用ゴーグル、
•ゴム軍手、
•作業用の皮手袋、
•安全靴(クギ等の踏み抜き防止の中敷きを入れたスニーカでも可)、
•ビニール製スリッパ(家屋内の片付けで、ガラスの破片等からのケガを避けるため布製は不可)
•タオル、
•ラジオ、
•携帯電話、
•飲料、
•弁当、
•塩飴、
•防寒着、
•使い捨てカイロなど
•ヘルメット、
•移植ゴテ、
•作業用皮手袋、
•ブルーシート
※ライフラインの復旧状況、季節によって準備品が異なります。

3 交通手段について
被災地までの交通費も自己負担。
レンタカーはガソリンなどの燃料も品薄で、入手しにくい。

4 安全の確保について
活動参加を家族等に必ず伝えること。
出発地の社会福祉協議会でボランティア活動保険へ加入すること。
熊本は地震による事故やケガも補償する天災タイプのボランティア活動保険への加入が必要。災害ボランティアセンターでは、加入を義務付け。
補償内容や保険料など詳しいことは、お住いの市町村の社会福祉協議会にお問い合わせ。

5 未成年者の参加について
押印のある保護者の同意書の提出が求められる場合があり。

6 主な活動内容について
(1) 被災者住居かたづけ、汚泥の除去
(2) 避難所でのお手伝い(食事世話、物資配付)
(3) 物資仕分け(衣料、飲料、食品、衛生用品)
(4) 災害ボランティアセンター運営手伝い
* 詳しくは被災地災害ボランティアセンターのホームページ等確認のこと。

7 活動「10の心がまえ」
(1) 指示に従う。
現地の災害ボランティアセンター指示に従って行動すること。

(2) 名札と自己紹介。
被災者に不信感を与えないよう名札をキチンとつけ自己紹介すること。

(3) 休憩時間はコミュニケーション。
連帯感や友情を深めましょう。自分の住んでいる地域や出身地の歴史や伝統、文化、方言、暮らしぶり、自分の趣味などを紹介等。

(4) 水分補給。
無理をせず休憩や夏場は20〜30分おきに水分補給すること。

(5) 断る勇気。
作業に危険を感じた場合「できません」「無理です」「災害ボランティアセンターからしてはいけないと言われています」とハッキリと断ること。

(6) 約束を守る。
安易に「できます」「やります」と約束しないこと。少し無理する場合や、わからないことは、速やかに災害ボランティアセンターに問い合わせること。

(7) 被災者への気配り。
ボランティアが頑張っているので、疲れているのに一緒に無理して作業を手伝おうとする被災者もおられます。「私たちボランティアが来ている時くらいは、ゆっくり休んでください」と気配りしましょう。

(8) 写真撮影。
被災家屋前でボランティアの集合写真撮影や、被災者と記念撮影をお願いする行為は被災者の心情を考慮して絶対にしないこと。

(9) 思い出の品への気遣い。
ゴミ袋を携行し、ボランティアのゴミは必ず持ち帰ること。被災者宅でこれ以上のゴミを被災地に増やさないこと。汚れたり壊れたりしている被災者宅の品々はゴミやガレキではなく被災者にとっては『思い出の品』です。「捨てていいですか?」「どうしましょうか? 」ではなく「洗って、とっておきましょうか?」と尋ねましょう。

(10) 作業がない場合の気持ち。
作業がないからといって怒らないでください。それは、たくさんのボランティアが参加しているからで、喜ばしいことでもあります。「待つこともボランティア」です。

8 問合せのマナーについて
被災地の情報入手はまず初めに被災地の市役所や役場、社会福祉協議会、災害ボランティアセンターのホームページをしっかり閲覧すること。安易に電話や電子メールで問い合わせることは控えること。被災者からの「助けてください」の電話がかかりにくくなる恐れがあるからです。メールも回答するのに時間や手間がかかります。
 携帯電話やスマートフォンなどの携帯端末による情報発信が積極的に活用されています。特に「ツイッター(twitter)」には、災害ボランティアや物資の募集などの被災地支援の情報がタイムリーに発信されていますので、情報収集にお役立てください。そして、これらの方法でも情報が不十分な場合に限って電話による問合せをしてください。「できる限り電話やメールをしない」という「配慮」もボランティア活動のひとつです。

平成28年4月20日 熊本県ボランティアセンター
熊本県社会福祉協議会
http://www.fukushi-kumamoto.or.jp/kinkyu/pub/default.asp?c_id=23

小森コンサルティングオフィス at 15:05コメント(0)トラックバック(0)会社、団体紹介   このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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小森康充
営業トレーナー:小森康充

小森 康充
(こもり やすみつ)

小森コンサルティングオフィス代表
人材育成トレーナー

高い営業能力と顧客コミュニケーション能力により常にハイレベルな売上目標を達成。

世界的エクセレントカンパニーにおいて、アジアパシフィック最優秀マネージャー等数々の表彰を受ける。

後に世界No.1サクセスコーチであるアンソニー・ロビンズのコーチングスキルを習得。

卓越した営業スキルに世界No.1のコーチングスキルをミックス。独自のスキルを確立。

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