2016年05月15日

効果的フィードバックの8つのポイント 部下を持つビジネスリーダーの皆さんへ

部下を持つビジネスリーダーの皆さんへ

今日は「効果的フィードバックの8つのポイント」を紹介します。

皆さんは日ごろ部下との個人カウンセリングをどのようにされていますか?部下の業績の振り返りとして部下の意見を聞きながら、部下のモティベーションをアップしてネクストステップにつなげることが理想です。

よくやってしまう失敗は、部下を頭ごなしに叱責して、部下のモティベーションを落としてしまうことです。

では効果的な「フィードバック」とはどのようにすればよいのでしょう?「フィードバック」とはCDの巻き戻しの意味で、部下の仕事の業績を振り返り、良かった点と改善点を上司と部下でカウンセリングすることです。

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効果的フィードバックの8つのポイント

1)コミュニケーションするのは「結果(売上、目標達成率等)」と「スキル(商談力等)」

相手に理解させるのは「部下が何をしたか」「部下がそれをどのようにやったか」

2)フィードバックを与えるのに必要な2つの基本的ポイント

「部下との信頼関係と公平さ」「相手を尊重する気持ち」

注意点  フィードバックは部下のためにするもので、上司のためではない
       受け取る側には付加価値を与えているか、上司のストレス解消にしていないか

3)フィードバックを受け取る部下の心構え

 防御的にならないこと、部下自らが説明を求め質問すること、感想を共有すること

 フィードバックをまとめること(解釈)、自分自身でフィードバックを評価すること

4)フィードバックの効果的与え方

部下の行為(行動、言葉)について与える、部下の性格、人柄には触れないこと

上司が見た証拠、数字について話すこと、噂(人から聞いたこと)、憶測で話さない

説明、解説をすること、批判、判断をしないこと

情報を与えてアイデアを一緒に考えること、一方的な情報提供にはならないこと

コーチングで部下から答えを導くこと、上司が答えを述べるのではない

5)フォーカスするのは、部下が変革できるポイントにすること

6)どのくらいのフィードバックが適切かを考慮すること (時間、アイデアの数、)

7)フィードバックは、正確に、明確に、できるだけ具体的に与えること

8)最後の確認、チェック項目

  部下がフィードバックの内容を理解したかどうかを確認
  自発的にフィードバックのポイントを受け入れたかどうかを確認
  部下が明日からの行動変革を選択、決定できたかどうかを確認

注意点 
前回の評価、過去の成功例で判断しないこと、毎回公平な立場でフィードバックすること

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以上、効果的なフィードバックのポイントは上司のあなたのみならず、部下の心構えも重要であることがわかっていただけたと思います。

今日から実践してください。

小森コンサルティングオフィス at 23:48コメント(0)トラックバック(0)人を育てるには | トレーニングスキル  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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小森康充
営業トレーナー:小森康充

小森 康充
(こもり やすみつ)

小森コンサルティングオフィス代表
人材育成トレーナー

高い営業能力と顧客コミュニケーション能力により常にハイレベルな売上目標を達成。

世界的エクセレントカンパニーにおいて、アジアパシフィック最優秀マネージャー等数々の表彰を受ける。

後に世界No.1サクセスコーチであるアンソニー・ロビンズのコーチングスキルを習得。

卓越した営業スキルに世界No.1のコーチングスキルをミックス。独自のスキルを確立。

小森コンサルティングオフィスオフィシャルサイト

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