2016年08月09日
「精神大国をめざせ!」松下幸之助元松下電器相談役の昭和59年の年頭所感
大阪の実家で昭和59年8月14日の新聞記事を見る機会に恵まれた。
たいへん示唆に富む内容なので抜粋コメントを紹介したい。
松下幸之助(元松下電器相談役)の年頭所感
「精神大国をめざせ」
財政赤字など現在の日本の問題点について「日本は政治に金がかかりすぎる。米国は2大政党であるが、日本には政党が10もある。いってみれば日本は家の中に子供が10人いるようなもの。米国は大きな家に子供が2人であり、お互いに協調できるし、決断も早く、すべてに能率的な国家運営が可能である。」
「国費節減で減税できる」自説である無税国家についても「現在のままでも国費の3分の1は節減できる。それにより大幅な減税ができ、国民が働きがいのある国になる。国費の節減を重ねていけば、やがて税収入が不要となる無税国家ができ、さらに国民には利益が還元できるようにすらなる。」
「日本が目指す国とは、経済大国になるだけではなく、精神大国である。人間に人徳や人望があるように国にも国徳とか国望がある。相手の国の立場を考え、協力する思いやりが大事だろう。世界の尊敬を集める国作りを国是として、国民の前に、はっきりとした姿勢をしめすべきだろう。それが日本の国としての目標ではないか」
すべての日本人に読んでもらいたい内容である。
たいへん示唆に富む内容なので抜粋コメントを紹介したい。
松下幸之助(元松下電器相談役)の年頭所感
「精神大国をめざせ」
財政赤字など現在の日本の問題点について「日本は政治に金がかかりすぎる。米国は2大政党であるが、日本には政党が10もある。いってみれば日本は家の中に子供が10人いるようなもの。米国は大きな家に子供が2人であり、お互いに協調できるし、決断も早く、すべてに能率的な国家運営が可能である。」
「国費節減で減税できる」自説である無税国家についても「現在のままでも国費の3分の1は節減できる。それにより大幅な減税ができ、国民が働きがいのある国になる。国費の節減を重ねていけば、やがて税収入が不要となる無税国家ができ、さらに国民には利益が還元できるようにすらなる。」
「日本が目指す国とは、経済大国になるだけではなく、精神大国である。人間に人徳や人望があるように国にも国徳とか国望がある。相手の国の立場を考え、協力する思いやりが大事だろう。世界の尊敬を集める国作りを国是として、国民の前に、はっきりとした姿勢をしめすべきだろう。それが日本の国としての目標ではないか」
すべての日本人に読んでもらいたい内容である。