2008年04月25日

信頼関係を築く4つのポイント(その3)! 4

信頼関係を構築するポイントを紹介している。

1)「正直、誠実な態度で接する。」

2)「相手の話をしっかりと聴く。」  の重要性を2日間で紹介した。

今日は、3つ目を紹介する。

3) 「コンタクト回数(会う回数)を多く持つ。」 ことが重要である。

ここでの「コンタクト回数」とは、会って話しをする回数のこと。

部下から評判の良い上司は、会って部下と話をする回数が多い。

部下から評判の良くない上司は、部下と会って話をする回数が少ない。

というアメリカ企業でのアンケート結果が出ている。

考えてみると当たり前で、親友同士は、多くの回数会って話しをする。
仲の良くない人同士は、あまり会って話をしない。

よってあるお客様(部下、知人でも)と信頼関係を構築したいとき、できるだけ回数を会うことが、重要である。

初対面でいきなり、契約、ビジネスの話、というのも無理っぽい。

何度か会って、信頼関係を構築し、その後ビジネスの話をすること。が自然である。

例題を1つ出す。 考えて欲しい。

以下の1,2,3のパターンでどれが信頼関係を最も構築できているであろうか?

状況説明

あなたは、24歳の独身男性である。
ある日曜日の朝、マンションの隣の部屋に20代のすっごく美人の女性が引っ越してきた。
「ひとめ惚れ」であった。
あなたは、1週間後の土曜日にプロポーズすることを決意する。
以下3つの彼女とのデートプランがある。

1)水曜日の夜、100分間 夕食を一緒にする。

2)火曜日と木曜日の2回それぞれ50分づつ夕食を一緒にする。

3)月曜日から金曜日まで5日連続で毎朝20分づつモーニングを喫茶店で一緒する。

さて土曜日になった。
彼女とすごした時間は、すべて100分である。
その他の条件は、すべて同じであったとしたら、どのパターンが、プロポーズに対してのOKの可能性が高いであろう。

あなたの答えは?

「 1 か 2 か 3 か ?」

「1つを、選んで欲しい。」

「多分 もうおわかりだろう。」

「答えは、、、、、」

答えは、3)である。 「毎朝 20分間 喫茶店でモーニング」

「なぜ 3) か?」

コンタクト回数が信頼関係構築のポイントである。

1)は、水曜日に会っただけで  「1回」
2)は、火曜日と木曜日の  「2回」
3)は、月曜日から金曜日まで毎日で 「5回」

1週間で、一緒にすごした時間は、すべて100分、しかしコンタクト回数が違う。

よって5回会っている3)が、彼女から見た場合の、あなたへの「心の窓」は上がるのである。

まとめると、例えば、1ケ月の中で、初対面の人と信頼関係を構築したい場合、同じ時間を過ごすのであれば、できるだけコンタクト回数を多くとれたほうが、有利である。

今日の一言

「信頼関係構築のポイントとして、コンタクト回数(会う回数)は、重要である。
1回に長時間会うより、何日かに分けて複数回会ったほうが、結果的に相手の「心の窓」は上がる。」

感謝! 感謝!

小森コンサルティングオフィス at 18:52コメント(0)トラックバック(0)信頼関係を構築する4つのポイント   このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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小森康充
営業トレーナー:小森康充

小森 康充
(こもり やすみつ)

小森コンサルティングオフィス代表
人材育成トレーナー

高い営業能力と顧客コミュニケーション能力により常にハイレベルな売上目標を達成。

世界的エクセレントカンパニーにおいて、アジアパシフィック最優秀マネージャー等数々の表彰を受ける。

後に世界No.1サクセスコーチであるアンソニー・ロビンズのコーチングスキルを習得。

卓越した営業スキルに世界No.1のコーチングスキルをミックス。独自のスキルを確立。

小森コンサルティングオフィスオフィシャルサイト

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