ウルマン
2024年06月14日
サミュエル・ウルマン作の「青春」いいですね。
サミュエル・ウルマン作の「青春」いいですね。
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青春(原題:YOUTH、訳:岡田義夫氏)
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青春(原題:YOUTH、訳:岡田義夫氏)
青春とは人生のある期間を言うのではなく心の様相を言うのだ。
優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦を却ける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心、こういう様相を青春と言うのだ。
年を重ねただけで人は老いない。
歳月は皮膚の皺を増すが情熱を失う時に精神はしぼむ。
苦悶や、狐疑、不安、恐怖、失望、こういうものこそ恰も長年月の如く人を老いさせ、
年は七十であろうと十六であろうと、
曰く「驚異への愛慕心」空にひらめく星辰、その輝きにも似たる事物や思想の処する欽迎、
人は信念と共に若く、疑惑とともに老ゆる。
人は自信と共に若く、恐怖とともに老ゆる。
希望ある限り若く、失望とともに老い朽ちる。
大地より、神より、人より、美と喜悦、勇気と壮大、偉力と霊感を受ける限り人の若さは失われない。
これらの霊感が絶え、悲歎の白雪が人の心の奥までも蔽いつくし、皮肉の厚氷がこれを固く閉ざすに至ればこの時にこそ人は全くに老いて神の憐れみを乞う他はなくなる。
サミュエル・ウルマン作