人を動かす
2014年01月02日
サーバントリーダーシップの1つのポイント。人を動かすには明確なルールを活用すること。
サーバントリーダーシップのポイントの1つに「人を動かすにはルールを活用すること。」というのがあります。
正当性という言葉で書籍「リーダー3年目からの教科書」に紹介させていただいた。
これは明確なルールを作成することで、組織を動かしていくことである。
例えば、ファミリーのキャンプの話を紹介する。
ある家族が初めてキャンプ場に遊びに行った。お父さんと2人の小学生の男の子達である。車でキャンプ場に着くと2人の男の子は、広い緑の中を喜んで走り回り、テントを立てようとしない。
お父さんが「テントを立てるのを手伝いなさい。」と叫んでも、2人の子供達は走り回ってテントの作成を手伝おうとしない。
仕方がないので、お父さんは1人で汗だくになってテントを作成した。疲れはてたお父さんは、2度とキャンプには来たくないと思った。
すると別の車がキャンプ場に入ってきた。車から同じ家族構成のお父さんと小学生の2人の男の子が降りてきた。
先ほどの疲れはてたお父さんは、「今来たお父さんも汗だくになって、1人でテントを作るのだろう」と思った。
ところが今度の家族の男の子達は、車から降りるやテキパキとテントの作成を始めた。お父さんは黙って子供達がテントを作成するのを見ているだけだ。瞬く間にテントが完成した。
テントを作成したあと、2人の男の子は広場に遊びに行った。
汗だくのお父さんは、今来たお父さんに質問をした。
「すみません。1つ教えてもらっていいですか? 何故あなたの息子さんは、テントを率先して作成されるのでしょう。私の息子達は、広場を走り回って、私がテントの作成を指示してもやってくれません。しかたなく父親の私が1人でテントを作成しました。」
後から来たお父さんは笑顔で答えました。
「簡単ですよ。我が家にはキャンプのルールがあるんです。キャンプ場についたら、まず先にテントを作成すること。
テントができるまでは、遊んではいけない、というルールです。息子達は、早く遊びたいから真っ先にテントを作成するんです。」
これが正当性というスキルである。
明確なルールを作成することで人を動かすこと。
会社、チーム、家族、友人関係、すべて明確なルールを作成しそれを実行することで、組織は統率がとれる。
あなたのチームには明確なルールの活用ができていますか?
リーダーのあなたの思いどうりに部下が動いてくれないとしたら、どのようなルールをチームで作成すればいいのでしょう?
「明確なルールを作成することで、組織を動かしていくこと」
参考にしてください。
2011年05月24日
人を動かす3つのポイント!
5月24日 チーム小森の勉強会を開催した。チーム小森とは、私のコミュニティでビジネススキルを勉強して、参加者同士が応援しあって成功しましょう、というコミュニティです。
今回は、質問形式で進めました。営業での新規顧客の開拓、信頼関係の構築が1つのポイントでした。
顧客に契約して欲しいことをうまく伝えられない、というポイントです。多くの営業マンの方が悩まれていることと思います。
今日は、効果的にこちらの要望を相手に伝え、相手が喜んで協力してくれるようになるポイントを紹介します。
人を動かす3つのポイント
1)相手を味方と考える
これは初対面の相手であっても、出会いに感謝の気持ちを持ち、必ずパートナーになれる。友人になれる。この人はいい人だ。と思う気持ちです。相手に期待する気持を持つことです。あなた自身が相手に対して敵意の気持ち、疑いの気持ちを持ってしまうと相手はあなたに心の窓を開かないでしょう。相手に対してあなた自身が、心の窓を開くこと、これが第一歩です。
2)与える
人は、自分の心の中にある購買の原則に従って行動します。購買の原則とは、「人は自分自身が好きなもの、欲しいもの、必要なものを受け入れます」というものです。すなわちあなたがしてほしいことには、相手の方は興味がありません。ではどうするかというと、相手のニーズにフォーカスして相手のニーズを満たすことに協力することです。そうすれば感謝の気持ちがめばえ、信頼関係が構築できます。
3)要望事項を具体的に伝える
これはあなた自身が、相手に何を期待するのか?何をしてほしいのかを決定することです。
そしてそれを具体的に相手に伝えることが重要です。日本人は遠慮しがちな方が多いと思います。相手に言葉で伝えなくても、相手がしてくれないかな?みたいに考えることはないでしょうか? 以心伝心ができればよいのですが、現実はなかなかそうはいかないと思います。しっかりと期待する行動を相手に伝えましょう。正直に誠心誠意、伝えることです。
以上3つのステップが、私の経験上、初対面の方と早く仲良くなってこちらの要求を相手が喜んでしてくれるポイントです。
実践してみてください。
感謝!
今回は、質問形式で進めました。営業での新規顧客の開拓、信頼関係の構築が1つのポイントでした。
顧客に契約して欲しいことをうまく伝えられない、というポイントです。多くの営業マンの方が悩まれていることと思います。
今日は、効果的にこちらの要望を相手に伝え、相手が喜んで協力してくれるようになるポイントを紹介します。
人を動かす3つのポイント
1)相手を味方と考える
これは初対面の相手であっても、出会いに感謝の気持ちを持ち、必ずパートナーになれる。友人になれる。この人はいい人だ。と思う気持ちです。相手に期待する気持を持つことです。あなた自身が相手に対して敵意の気持ち、疑いの気持ちを持ってしまうと相手はあなたに心の窓を開かないでしょう。相手に対してあなた自身が、心の窓を開くこと、これが第一歩です。
2)与える
人は、自分の心の中にある購買の原則に従って行動します。購買の原則とは、「人は自分自身が好きなもの、欲しいもの、必要なものを受け入れます」というものです。すなわちあなたがしてほしいことには、相手の方は興味がありません。ではどうするかというと、相手のニーズにフォーカスして相手のニーズを満たすことに協力することです。そうすれば感謝の気持ちがめばえ、信頼関係が構築できます。
3)要望事項を具体的に伝える
これはあなた自身が、相手に何を期待するのか?何をしてほしいのかを決定することです。
そしてそれを具体的に相手に伝えることが重要です。日本人は遠慮しがちな方が多いと思います。相手に言葉で伝えなくても、相手がしてくれないかな?みたいに考えることはないでしょうか? 以心伝心ができればよいのですが、現実はなかなかそうはいかないと思います。しっかりと期待する行動を相手に伝えましょう。正直に誠心誠意、伝えることです。
以上3つのステップが、私の経験上、初対面の方と早く仲良くなってこちらの要求を相手が喜んでしてくれるポイントです。
実践してみてください。
感謝!