原田泳幸
2013年11月20日
「掟破り」原田泳幸著 かんき出版 おすすめ書籍のご紹介
「掟破り」原田泳幸著 かんき出版 を読んでいる。
たいへん勉強になる1冊である。
「掟破り」とは、ルールを破ることではなく、常識もいままでの経験も全部捨てるということ。
若いうちはたくさん挑戦し、たくさん失敗していい。
その経験が財産になり、世の中を幸せにするのだから。
著者の原田泳幸氏は、日本マクドナルドホールディングス株式会社代表取締役会長兼CEO。
1948年長崎県生まれ。東海大学卒業。日本NCR、横河ヒューレット・パッカード、シュルンベルジュを経てアップルコンピュータージャパン入社、スティーブジョブズとともに、アップルブランドの再構築に尽力。市場拡大に貢献。
2004年日本マクドナルド入社、7年連続マイナスだった同社をV字回復する。
マラソン、ロードバイク、ドラム、トライアスロン等多くの趣味を持つ。
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本書は著者の原田氏が、仕事や経営のこと、過去の失敗、趣味、人生観まで、あらゆることについて、ビジネスパーソン、経営者、そしてひとりの人として、彼がこれまでに学んだこと、気づいたことを111の短い言葉の中に凝縮されたものです。
本書で私が学んだポイントは、
1:人間関係や仕事の質は、会社に関係なく、自分で変えていかなければならない。
2:企業の業績が悪くなる要因は常に内部にある。けっして外部要因ではない。これは個人も同じ。
3:人に情熱を伝えるのは「WE」という言葉
4:人を評価するのがリーダーの仕事ではない。人をつくることが仕事である
5:日本企業の経営陣は閉鎖的。思いきった人選が、世界で戦うための力を呼び込む
6:答えを与えすぎると、人は考える能力を失う
7:MBAをとるなら企業できちんと経験を積んでから。そうでないと本当の果実は得られない
8:「人間、できないことはない」と信じてやることがもっとも大事
9:子供時代にネットやゲームがなくてよかった。それによって想像力が鍛えられたから
10:日本ではお金がゴールのように思われ勝ち。しかし、世のため人のために役立つ仕事をするんだ、という地点までたどり着かないと人間は幸せになれない
11:人生でもっとも大事なものは愛、家族の愛だ。
「掟破り」原田泳幸著 かんき出版 多くのビジネスマンに読んでいただきたいおすすめの書籍です。
小森康充
たいへん勉強になる1冊である。
「掟破り」とは、ルールを破ることではなく、常識もいままでの経験も全部捨てるということ。
若いうちはたくさん挑戦し、たくさん失敗していい。
その経験が財産になり、世の中を幸せにするのだから。
著者の原田泳幸氏は、日本マクドナルドホールディングス株式会社代表取締役会長兼CEO。
1948年長崎県生まれ。東海大学卒業。日本NCR、横河ヒューレット・パッカード、シュルンベルジュを経てアップルコンピュータージャパン入社、スティーブジョブズとともに、アップルブランドの再構築に尽力。市場拡大に貢献。
2004年日本マクドナルド入社、7年連続マイナスだった同社をV字回復する。
マラソン、ロードバイク、ドラム、トライアスロン等多くの趣味を持つ。
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本書は著者の原田氏が、仕事や経営のこと、過去の失敗、趣味、人生観まで、あらゆることについて、ビジネスパーソン、経営者、そしてひとりの人として、彼がこれまでに学んだこと、気づいたことを111の短い言葉の中に凝縮されたものです。
本書で私が学んだポイントは、
1:人間関係や仕事の質は、会社に関係なく、自分で変えていかなければならない。
2:企業の業績が悪くなる要因は常に内部にある。けっして外部要因ではない。これは個人も同じ。
3:人に情熱を伝えるのは「WE」という言葉
4:人を評価するのがリーダーの仕事ではない。人をつくることが仕事である
5:日本企業の経営陣は閉鎖的。思いきった人選が、世界で戦うための力を呼び込む
6:答えを与えすぎると、人は考える能力を失う
7:MBAをとるなら企業できちんと経験を積んでから。そうでないと本当の果実は得られない
8:「人間、できないことはない」と信じてやることがもっとも大事
9:子供時代にネットやゲームがなくてよかった。それによって想像力が鍛えられたから
10:日本ではお金がゴールのように思われ勝ち。しかし、世のため人のために役立つ仕事をするんだ、という地点までたどり着かないと人間は幸せになれない
11:人生でもっとも大事なものは愛、家族の愛だ。
「掟破り」原田泳幸著 かんき出版 多くのビジネスマンに読んでいただきたいおすすめの書籍です。
小森康充
2012年04月11日
「とことんやれば 必ずできる」 原田泳幸著 (かんき出版)おすすめ書籍の紹介

とことんやれば必ずできる
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「とことんやれば 必ずできる」 原田泳幸著 (かんき出版) を読んでいる。
ビジネスマンにとって、たいへん勉強になる本である。
著者の原田泳幸氏は、現在 日本マクドナルドホールディングス株式会社 代表取締役会長兼社長兼CEOである。
彼は、東海大学工学部卒業、日本NCR,横川ヒューレット、パッカードを経て、アップルコンピュータージャパン日本法人社長、その後日本マクドナルドに入社された。
彼のメッセージは、「とことんやれば夢や目標は必ず実現する」ということです。

私がチェックしたポイントは、
1)実行しながら検証してベストな結果を出す
プランが「絶対にお客様に喜んでいただける」と確信するものであれば、とにかく実行に移す。
市場分析やテストマーケットは、時間の無駄。
2)戦略は市場調査よりも「ひらめき」で立てる
戦略的思考能力を高めるのは、仕事にかける情熱。いいかげんに仕事をしていたら「ひらめき」は決して生み出せない
3)ミスを叱るよりも、善後策を考えて行動できてこそ上司
4)リーダーの最も重要な役割は、部下を育てること
リーダーとは、すばらしいダンサーが、すばらしいダンスを踊るための演出と舞台装置を作る演出家のようなもの。
5)やる気のない人にトラブルはおきない。
減点主義ではなく、加点主義で人を育てる
6)一度決めたことは、最後まであきらめない。
物事は「ビジネスチャンスになる」と思って克服に乗り出せば、新たな成長を生む。
7)We don't know what we don't know!
(私たちは自分が知らないことを知らない)
知識を吸収する出発点は、しっかりと目を開いて自分が知らないことが何なのか、を認識するところにある
8)「できない理由は言わない」
9)「地獄耳」になって情報収集する
10)プレゼンテーションの2つのポイント
上手にしゃべることでなく、聴衆にプランの中身を理解、共感してもらうこと
リハーサルを入念に行わず、本番にむけてテンションを上げていくこと
11)転職はプラスの要素を5つ数えてからする
「給料が上がる」「通勤が楽」「いい仕事ができる」「休みが多い」「能力主義で認めてもらえる」等
何故5つかというと、たいてい転職したあとで3〜4つは裏切られるから。
「給料」は、業績次第で数年後に2割カットになるかもしれない。「通勤」は転勤で前より不便になるかも。等
12)嫌な仕事と思っても、とりあえず頑張ってみる
「石の上にも3年」頑張ったことは、必ず将来プラスになる
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マクドナルドの業績を大きく伸ばされた原田社長の言葉には、実績に裏打ちされた説得力がある。
私のパートナーに原田社長と一緒に働かれた方がいるが、「原田社長は、たいへん優秀な経営者で、メッセージが明確でわかりやすい」と言われていたことを思い出す。
経営者、役員、管理職、営業マンすべてのビジネスマンに読んでいただきたいお奨めの1冊である。感謝!