土居健人
2018年12月05日
「マーケティング参謀」(土居健人著)を読んでいます。マーケティングについて著者の実践例を交えわかりやすく解説しています。お薦めの書籍です。
「マーケティング参謀」(土居健人著)を読んでいる。マーケティングについて著者の実践例を交えわかりやすく解説しておりお薦めの書籍である。
著者の土居健人氏は日本ヴィックスからP&Gに移籍、グローバルマーケティングディレクターを務めた後、ボーダフォン日本法人(現ソフトバンク)を経てリーバイ・ストラウスジャパン社長、トリンプ・インターナショナルジャパン社長を歴任。日本発の世界的ヒット商品のマーケティングを指揮、現在はマーケティング参謀として経営支援を行うオフィス・ケント・ドイを設立している。
実は著者の土居健人氏はP&Gの先輩であり、EXP&G会(P&G卒業者の同窓会)にてご挨拶させていただき、土居さんの会社で営業研修を実施させていただいたことがある。
本書で私がメモしたポイントは
1)ブランドや事業部のビジョンを明確にする
お客様の頭の中に「圧倒的にあのブランドが良い」「このブランドが必要だ」と思ってもらうこと。
このビジョンを明確にしなくてはならない。
2)ブランドビジネスにおいてはブランドエクイティ(投資価値)は何なのかを明確にすることが重要。誰にどのような顧客価値(Value Proposition)を提供するのか?
そしてブランドを消費者の頭の中に残すためにはUSP(ユニークセリングプロポジション)を明確にすること。競合他社にはない、独自で差別性のある売りの提案があれば、そのブランドは継続的に成長できる。
3)どこを攻めるか(Where to play?)どのように市場全体をセグメントして、どの領域へ優先的に集中すべきかを明確にすることが重要である。
4)戦略的課題と機会(Strategic Issues)を明確にする
問題解決を図るには、まず何が問題か、何が機会なのか、根本的な原因(Root Cause)は何かを明確にすることが重要。
5)消費者インサイト(Consumer Insight)とは消費者の購買行動や生活習慣と行動の奥底にある本音や動機を指す。この消費者インサイトの掘り下げにより、根本的な問題と機会が明確化できる。
6)ブランドはリピートビジネスである
一見さんだけを対象にしたトライアルビジネスとは違い、顧客数を広げると共に、カスタマー・ライフタイムバリュー(顧客生涯価値)を最大化し、ビジネスの持続的成長を目指すことが重要である。
以上ポイントは一部であるが、マーケティングについてたいへん勉強になる1冊である。
マーケティング担当の方はもちろん、営業職含めすべてのビジネスリーダーに読んでもらいたい1冊である。
著者の土居健人氏は日本ヴィックスからP&Gに移籍、グローバルマーケティングディレクターを務めた後、ボーダフォン日本法人(現ソフトバンク)を経てリーバイ・ストラウスジャパン社長、トリンプ・インターナショナルジャパン社長を歴任。日本発の世界的ヒット商品のマーケティングを指揮、現在はマーケティング参謀として経営支援を行うオフィス・ケント・ドイを設立している。
実は著者の土居健人氏はP&Gの先輩であり、EXP&G会(P&G卒業者の同窓会)にてご挨拶させていただき、土居さんの会社で営業研修を実施させていただいたことがある。
本書で私がメモしたポイントは
1)ブランドや事業部のビジョンを明確にする
お客様の頭の中に「圧倒的にあのブランドが良い」「このブランドが必要だ」と思ってもらうこと。
このビジョンを明確にしなくてはならない。
2)ブランドビジネスにおいてはブランドエクイティ(投資価値)は何なのかを明確にすることが重要。誰にどのような顧客価値(Value Proposition)を提供するのか?
そしてブランドを消費者の頭の中に残すためにはUSP(ユニークセリングプロポジション)を明確にすること。競合他社にはない、独自で差別性のある売りの提案があれば、そのブランドは継続的に成長できる。
3)どこを攻めるか(Where to play?)どのように市場全体をセグメントして、どの領域へ優先的に集中すべきかを明確にすることが重要である。
4)戦略的課題と機会(Strategic Issues)を明確にする
問題解決を図るには、まず何が問題か、何が機会なのか、根本的な原因(Root Cause)は何かを明確にすることが重要。
5)消費者インサイト(Consumer Insight)とは消費者の購買行動や生活習慣と行動の奥底にある本音や動機を指す。この消費者インサイトの掘り下げにより、根本的な問題と機会が明確化できる。
6)ブランドはリピートビジネスである
一見さんだけを対象にしたトライアルビジネスとは違い、顧客数を広げると共に、カスタマー・ライフタイムバリュー(顧客生涯価値)を最大化し、ビジネスの持続的成長を目指すことが重要である。
以上ポイントは一部であるが、マーケティングについてたいへん勉強になる1冊である。
マーケティング担当の方はもちろん、営業職含めすべてのビジネスリーダーに読んでもらいたい1冊である。