外人とのコミュニケーション

2011年12月06日

異文化コミュニケーションのポイント

異文化コミュニケーションのポイント

商談力伝道師の小森康充です。

今日は、外国人相手の異文化コミュニケーションのポイントを紹介します。

P&G時代に学んだポイントですが、今後グローバルな社会になっていくときに外国人とのコミュニケーションは、重要なポイントになると思います。

まずはじめに、立場を変えて外人から日本人のコミュニケーションを見て、どのように見られているかを紹介しましょう。

日本人のコミュニケーションの取り方は?(外人から見た意見)

1)日本人は、自分の意見に対して反対意見が出ると、簡単に引き下がる。信じるポイントがあれば、自分の意見を押し通す強引さも必要だ。

2)相手を説得するつもりなら、データを使って、自分の意見を論理的に組み立てることが大事。データー、ファクト(事実)が、結論にどうリンクしているのかを明確にすることが重要。

3)日本人のプレゼンテーションは、何を言いたいのかがわかりにくい。詳細の枝葉の話は多いが、説得力のある結論に欠けている。

以上の3つのポイントが、外人から見たポイントです。ということは、外人と対等にコミュニケーションするには、この3つのポイントをクリアーすればよいのです。

異文化コミュニケーション 相手を説得するポイント

内容面

1)プレゼンテーションの最初に、明確な自分の意見、結論を述べること。
それに必要な情報、背景を明確に伝えること。

2)自分の意見、結論を確証するために必要なデータ、論理的根拠を使用すること。

3)相手の意見もしっかり聞くこと。しっかりと聞くことにより、どのようなポイントで説得できるかのヒントが理解できる。

コミュニケーションスタイル

1)反対意見が出たときは、積極的に自分の意見を主張し、自分の立場を守ること。感情的にならないこと。

重要なことは、すべてのアイデアにプラスとマイナスの面がある。相手はマイナス面をアピールしてくるかもしれないが、プラス面、マイナス面を考慮したうえで、自分のアイデアはベストなものであることを説得すること。

2)ディスカッションして意見を戦わせなければ、よい結論は出てこないと思うこと。意見の相違はいいことだ。

3)非言語コミュニケーションスタイルでも自信をアピールすること

非言語コミュニケーションスタイルとは?

1)ジェスチャー

2)アイコンタクト

3)顔の表情

4)服装

5)姿勢

6)体の接触

7)相手と自分の距離

8)握手

以上の8つのポイントは、言葉とは別の非言語コミュニケーションで、これをどう表現するかで相手の印象が変わります。このポイントを 堂々と自信のあるものにすることで、説得力が増してきます。

日本人は、世界で最も優秀な民族であると思います。自信をもって外人とのコミュニケーションをとってください。

堂々と「No」といえることも必要です。「ディスカッションして明確に意見を出し合わないと、お互いが分かり合えないではないか」というのが外人のマインドであることを理解することです。

参考にしてください。 感謝!




小森コンサルティングオフィス at 00:26コメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
小森康充
営業トレーナー:小森康充

小森 康充
(こもり やすみつ)

小森コンサルティングオフィス代表
人材育成トレーナー

高い営業能力と顧客コミュニケーション能力により常にハイレベルな売上目標を達成。

世界的エクセレントカンパニーにおいて、アジアパシフィック最優秀マネージャー等数々の表彰を受ける。

後に世界No.1サクセスコーチであるアンソニー・ロビンズのコーチングスキルを習得。

卓越した営業スキルに世界No.1のコーチングスキルをミックス。独自のスキルを確立。

小森コンサルティングオフィスオフィシャルサイト

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