救国
2012年03月26日
「超経済外交のススメ 救国」 青山繁晴著 PHP (おすすめ書籍の紹介)
救国 超経済外交のススメ
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「超経済外交のススメ 救国」 青山繁晴著 PHP を読んでいる。
3月20日 紀伊國屋新宿本店の紀伊國屋ホールでの青山繁晴さんの講演会「日本経済に外交力のバックアップはあるか。」にも参加させていただいた。
青山さんは、元共同通信社の記者で、その後三菱総合研究所の研究員を経て独立総合研究所を設立された。
経済産業省の総合資源エネルギー調査会、海上保安庁の政策アドバイザー、防衛省幹部研修の講師等、多くの重要な役職を務められている。
またTV,ラジオの出演も多数こなされるパワフルな方である。
講演会は、パワフルに本音で外交、政治、マスコミの裏話満載でたいへん楽しく、勉強になった。
講演会のポイントは、
1)北朝鮮の拉致問題、
2)日本海の資源メタンハイトレードの状況、
3)武士道について、
4)民主、自民のバラバラな現状の政党状況、
5)昔の寺子屋制度の縦型教育制度の効果と現在の教育制度の問題点
6)大英帝国と戦った薩摩藩の意味
7)大地震を予想できない東大地震研究所の問題点
8)坂本龍馬の人間性
話は様々なポイントであったが、たいへんパワフルで説得力のある講演であった。参加者からも多数の質問が出て、すべてにパワフルに答えられるたいへん面白い講演会であった。
紀伊國屋ホールは満席であり、青山さんの多くのファンが参加されている様子が伝わってきた。
青山さんの新刊書籍「超経済外交のススメ 救国」も面白い。
新聞、TVのマスコミからは伝わらない外交、政治のポイントが多く語られ、「なるほど、そうだったのか」とうなずく場面が多くあった。
すべてのビジネスマンに読んでいただきたい、まさに「日本を救う救国の書」であると思った。
我々国民が外交の裏舞台、駆け引き、を勉強し、諸外国の本音を見抜き、それに戦略的に対処するポイントを考えていかなければならない。 尖閣諸島の問題にしても、中国に舐められるだけの弱腰外交では、日本は世界で通用しないことがよく理解できる。
多くの方に読んでいただきたい、おすすめの1冊である。
独立総合研究所(青山繁晴さんが社長兼主席研究員のシンクタンク)
http://www.dokken.co.jp/cp/index.html