杉浦里多

2013年05月26日

「1年で成果を出す P&G式10の習慣」杉浦里多著 祥伝社 おすすめ書籍の紹介 

1年で成果を出す P&G式 10の習慣
1年で成果を出す P&G式 10の習慣 [単行本(ソフトカバー)]


「1年で成果を出すP&G式10の習慣」杉浦里多著 祥伝社 を読んでいる。

P&Gは、世界最大の消費財メーカーです。その秘密は、米誌フォーチュンが世界第一位と認めた「従業員能力」にあります。しかし彼らの仕事の進め方と考え方は、実は非常にシンプルです。誰でも身につけることができます。ただ教えてもらってないだけなのです。(著者の言葉より)

著者の杉浦さんは、LVMHグループからP&Gに転職された経歴の持ち主です。
この本は、転職された当日の体験談からP&Gという会社が他の会社と何が違うのかをわかりやすく書かれています。

そしてそのポイントは、すべての会社で応用できるものばかりです。P&Gの成功のポイントとは、たいへんシンプルなものである、ということが理解できるおすすめの1冊です。

内容

第一章 言葉を変える

習慣1 「目的は?」を口ぐせにする
習慣2 ダメ出しより、まずポジティブな言葉
習慣3 フィードバックの言葉をあげる・もらう

第二章 考えを変える

習慣4 「消費者がボス」顧客思考で考える
習慣5 リーダーシップは「影響力」と考える
習慣6 「万が一」を想定する

第三章 行動を変える

習慣7 「1ぺージメモ」で頭を整理する
習慣8 他人の成功体験を徹底的にマネする
習慣9 「量」より「質」の時間管理
習慣10 ボスマネジメントをする

読み進むうちにP&G時代が懐かしく甦ってきました。

私がチェックしたポイントは、

1)目的思考の重要性
ビジネスの成功は明確な目的思考からはじまります。「目的は?」というこの言葉からはじまるP&Gのビジネスの仕方が成功のポイントのひとつです。

2)消費者はボス
すべては消費者のために。この考え方が徹底されているのが、P&Gの強みです。
会議でアイデアをディスカッションしている時も、「それって消費者のためになるの?」という質問が出ます。消費者のためにならないアイデアは却下です。

3)メモは1ページにまとめる
メモのメリット
1)早い決断につながる
2)時間と空間を越えてチャンスが拡がる
3)情報処理のスピードと確度があがる

P&Gには1ページメモというカルチャーがあり、目的、結論、ネクストステップを明確にします。必要ない文章はすべて削除、読みやすくスピーディーに決断できるメモがビジネスに効果をもたらします。

「1年で成果を出すP&G式10の習慣」杉浦里多著 祥伝社 おすすめの書籍です



小森コンサルティングオフィス at 20:11コメント(0)トラックバック(0)  このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
小森康充
営業トレーナー:小森康充

小森 康充
(こもり やすみつ)

小森コンサルティングオフィス代表
人材育成トレーナー

高い営業能力と顧客コミュニケーション能力により常にハイレベルな売上目標を達成。

世界的エクセレントカンパニーにおいて、アジアパシフィック最優秀マネージャー等数々の表彰を受ける。

後に世界No.1サクセスコーチであるアンソニー・ロビンズのコーチングスキルを習得。

卓越した営業スキルに世界No.1のコーチングスキルをミックス。独自のスキルを確立。

小森コンサルティングオフィスオフィシャルサイト

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