松本幸夫著
2011年11月25日
「孫正義の流儀」 松本幸夫著 (お薦め書籍)
孫正義の流儀
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「孫正義の流儀」 松本幸夫著 (総合法令出版)を読んでいる。
著者の孫正義氏は、ご存じソフトバンクの責任者で、東日本大震災には、個人で100億円、および2011年から引退するまで、ソフトバンクグループ代表として受け取る報酬の全額を寄付することを表明する。
また福島原子力発電事故をうけ、4月には自然エネルギー財団を設立。7月には、「東日本大震災復興支援財団」を設立する。
ビジネスの成功のみならず、社会貢献活動にも大規模な行動を起こす人物である。
彼の夢は、「情報革命で人を幸せにする」であり、有言実行の人物である。
この本は、孫正義氏が何故、一代でこのような成功ができたのかを、彼のマインド、行動、からわかりやすく書かれている。
私がチェックしたポイントは、
1)「大丈夫、必ずNo1になれる」孫正義氏が、小さいころから父に言われてきた言葉である。
相手に示す関心、心へのタッチを「ストローク」と呼ぶ。30年も前にカナダのエリックバーン博士が提唱した理論である。人は心からの関心を示されたとき、つまりストロークを与えられたときには、まずやる気になり、安心感を覚える。
2)発想は3パターンで決まる。
「1日1発明を1年間続けること」
1)問題解決型、2)水平思考、3)組み合わせ
3)事業はわが生命なり
ビルゲイツは、成功の秘訣を尋ねられたとき、次の2つが成功者の条件だと言った。
1)大きなビジョン、 2)企業家精神
4)スマイルを忘れない
人間関係学の大家であったデールカーネギーは、コミュニケーションをよくするのに、最も効果的で、しかも1ドルもかからない「スマイル」を勧めていた。
ナポレオンの言葉に、「第一印象は2度つくれない」というものがある。人の笑顔は、「あなたを信用します」というメッセージである。孫正義氏の顔写真は、大半がスマイル一杯である。
5)他人の言うことを気にしない
「世の人は われを何ともいわばいへ わがなすことは われのみぞしる」 坂本龍馬
言いたいやつにはいわせておけ、自分はゴーイングマイウウェイ 己の道を行く。
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以上 すべてのビジネスマンに読んでいただきたいお薦めの1冊である。
この本のお陰で、たいへん勉強になった。
感謝!