毒をためない体のつくり方
2012年09月08日
「一生、毒をためない体のつくり方」: 9割の病気は「これで防げる」! (知的生きかた文庫) 岡本裕著(おすすめ書籍の紹介)
一生、毒をためない体のつくり方: 9割の病気は「これで防げる」! (知的生きかた文庫)
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「一生、毒をためない体のつくり方」: 9割の病気は「これで防げる」! (知的生きかた文庫)
医学博士 岡本 裕 著 を読んでいる。
たいへん面白い。〜防御は最大の攻撃、強い体はこうして作る〜
著者の岡本裕氏は、大阪大学医学部、大学院卒、大阪大学細胞工学センターにて、主にがんの臨床、研究に携わった後、従来の医療の考え方に限界を感じ、臨床医を辞める。現在は「21世紀の医療、医学を考える会」を仲間とともに発足させ、2001年に、本音で答えるウエブサイト「e−クリニック」をスタート
がん患者はもとより、すべての人を対象に情報発信を行っている。
「eークリニック」HP
www.e-clinic21.or.jp
岡本氏は、日ごろの生活習慣を心がけることで薬、医者にたよらない健康な生活ができることを説明されている。
ポイントは、「今日からできる」習慣
1)「食べ過ぎない」が老けない体の基本
2)「薬が効いた=病気が治る」などど考えない
3)一生「血液がサラサラの体」の作り方
4)ぐっすり、すっきりー「毒がたまらない」熟睡法
私のチェックしたポイントは、
1)健康度を高めるキーワード、それは「自然のリズム」
2)副交感人間になると病気にならない
3)風呂はシャワーではなく、湯船につかることが大事
4)「走る」という行為は、生体の異常事態
5)「関節を大切にする」と体が若返る
6)最初に野菜を食べることが重要
7)腸は第二の脳
8)薬害から我が身を守る方法 〜厚生労働省と製薬会社の癒着〜
9)サプリメントの選び方、取り方
10)「怒り」相手を変えたいという感情の捨て方
11)不安を解消したら、「がんが劇的によくなった」
12)心の健康法〜もっと自分のために生きてみる〜 〜誰がなんといおうと自分の人生〜
健康というものについて、見つめなおすよい機会である。本書は西洋医学の限界と中医学の良さについても説明がされている。
重要なことは、自分自身が自分の健康にコミットメント(決断)し、食生活、日ごろの生活習慣、運動をプランすることである。また体調がよくないとき、西洋医学と中医学の選択、薬は必要かどうか?等を医者まかせにせず、自分自身が勉強して、しっかりと決断することが重要であると思う。
すべての方に読んでいただきたい1冊である。
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